エンドウを厚く播いて冬越しする作戦が成功した

豆類

うちは関東平野の縁の、秩父に続く山の始まるところの中山間地に位置しています。

なので冬はそれなりに寒くなります。

そのため、近所の人の畑を見回すと、エンドウやソラマメの越冬に竹や笹や寒冷紗を使っている人が多いみたいです。

うちも、昨シーズンは防虫ネットをかけて防寒してみたのですが、ネットが足りなくて、そのまま露地で越冬した畝が1列だけありました。

その畝は、最初こそ少し成長が遅かったものの、4月にはネット有りの場所とそん色なく成長し、収穫量も十分でした。

昨シーズンは例年と比べても特に寒さが厳しかった年。

それを露地で乗り切ったのだから、そもそもこの地域でエンドウの防寒対策はいらないかもしれないと思い、今シーズンは特別な防寒資材は使わないことにしました。

ただ、一つだけ工夫をしたのです。

それは、

いつもより密に種を播くということです。

普通は15cmに1粒ぐらいだと思うのですが、今回は8cmぐらいづつ播いてみました。

密に生えた芽がお互いに重なり合って寒さをしのいでくれるのでは?と期待して。

自家採種した種子が大量にあったので、種代も気にせずに済みましたし。

結果は、かなり良好。

11月の初めに播いて冬を越したエンドウたちは、今こんな感じです。

グリーンピース
絹さや

そして記事冒頭の写真がスナップエンドウです。

最近、春めいてきたからか、みずみずしさが増しています。

この感じだと、あとは蔓が伸び始める前に間引きをすれば、いい感じに生育してくれそう。

笹とかネットのU字支柱みたいに邪魔になるモノがないので、キュウリネットを張るのも楽に済みそうです。

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