鳥の巣箱を守るヤモリ

畑のいろいろ

台所で仕事をしていた彼女が、面白いものを発見していました。

「あれ、たぶんヤモさんだと思うんだけど。鳥の巣箱になんかいるよ。毎日いる。」

って。

(うちではヤモリたちを“ヤモさん”と呼んでいます)

この巣箱、今年の春ごろに記事にしたのですが、ヤマガラのつがいが子育てに使っていたもので、母屋の台所から見える杉の木の幹に括り付けてあるのです。

残念ながら、このヤマガラたちの子育ては、卵が孵り親鳥が餌を運び始めて数日たったころ、蛇に襲撃されて雛が全滅し、失敗に終わりました。

でも、それが習慣になってしまったのか、親鳥は襲撃の次の日も餌を持ってきて、空の巣箱の周りをうろちょろしてました。

その様子がすごい悲しくて、見える場所に巣箱をかけたことを若干後悔したのでした。

そんないわくつき物件の巣箱にヤモさん・・・だと・・・?

しかもこんな昼間に・・・?

って思って、望遠レンズ着けて撮ってみたら、

マジだ!

ヤモさんだ!!!

というか、

え、ヤモリって、昼間も出てくるの?

なんかずっと止まったまままったりしてるし。

あんな日向ぼっこみたいなポーズ見たことないんだけど・・・

ってなりました。

彼女曰く、ここのところ毎日こうやって出てきて、入り口のところで日向ぼっこしているらしい。

まあ、たしかに、台所の窓には毎夜蛾がわんさか来て、それを食べにくるヤモさんもワイワイいて、さながらヤモさんバイキング状態っていう様相なので、この巣箱にヤモさんがいてもおかしくはないのだけど、ヤモリ=夜っていうイメージなので、ちょっと驚きました。

でも、ヤモリは家を守るともいうし、

来年はこの巣箱、蛇に襲われなくなるかもなって、すこしうれしくなったのでした。

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