今年も、庭や畑の周りに巣箱をかけています。
6個も(笑)
ついでにいうと、車で5分の僕の職場に2個+彼女家代々のお墓の樫の木に1個設置してあるので、すべて合わせると9個もかけました。
ええ、完全に不動産バブルです。
僕の計画だと、今年、これらの巣箱で爆発的なベビーブームが起き、育った雛たちが野菜や果樹につく虫を一掃してくれることになっています。
たぶん。。。
まあ、そううまくいくかは別として、最近僕は、
「農薬も防虫ネットもない時代の人々が葉物の野菜とか大豆を作れてたのは、今と比べ生態系が健康だったからなのではないか?」
という考えを持っていまして、せめてうちの周りのミクロな範囲だけでもいいので、その健康な生態系を再現できないかなーなんて思っているのです。
巣箱はそんな生態系復活計画の序章なの。
のちのち、うちのセルフビルドが終わって僕らの生活が落ち着いたら、フクロウの巣箱とか、デカいビオトープとか、田んぼ作ったりとか、いろいろやっていく方向で構想してます。
正直、超楽しみです。
で、
そんな巣箱たちなのですが、
母屋の裏、キッチンから見えるところにかけた巣箱に、早くも今シーズン最初の入居者が現れました。
冬の間、餌台やピーナッツリースに来ていたのはほとんどがシジュウカラで、ヤマガラは最後の方にちょろっと来ただけだったし、半月くらい前からシジュウカラのカップルがこの巣箱に出たり入ったりしてたので、この巣箱はシジュウカラだろーなって思ってたのですが、最初の入居者はなんと、
ヤマガラ!!
僕らの知らぬ間にシジュウカラからこの巣箱を奪い取っていたみたい。
ヤマガラはシジュウカラと同じく巣箱をよく使うんだけども、ヤマガラの方が体がちょっと大きくて、お腹の色がオレンジで、顔の柄がおかっぱみたいで圧倒的にかわいいんですよねー。
あと、鳴き声も結構違くて、
たとえばシジュウカラの警戒音(地鳴きっていうの?)は割と控えめな「ジュクジュク」って感じだけど、ヤマガラは「ニーニー」って感じで、結構煩いんですよね。
なんっつうか、迫力があんの。
巣箱の近くをうろうろする僕らへの不快感がめっちゃ現れてる感じ。
その巣箱、作ったの僕なんだけど・・・
って感じながらも、
あっ、すいません、すぐどきますから。。。
ってなっちゃうぐらいには煩いです(笑)
ただ、性格的にはヤマガラの方が大胆な気がします。
人が近寄ってもぎりぎりまで逃げないし、ピーナッツリースへのがっつき具合もすごくて、もうなんかリースごと引きちぎるくらいの勢いで引っ張ってたかんね。
このヤマガラ、昨日のお昼ごろから巣箱に来ていて、昨日は入り口の穴を拡張すべく嘴でコンコンやっていました。一応、32mmのちょっと大き目な穴なんだけど、この人には小さいようですね。
大家としては、
おいおい。それ、新築なんですけど・・・っていう感じだけど(笑)
そんで、たぶんだけど、内部の巣作りは今日始まったばかりみたいです。
朝、僕が出勤前に観察してると、苔を運んで来て巣箱に持ち込み、再び崖の下の川の方へ飛んでくってのを、 だいたい1分毎に繰り返してました。(お昼ごろ、彼女がじーっと見て観察したところ、どうやら10mほど離れた立ち枯れの大木から苔を調達してるとのこと。なるほど、それなら1分で往復できるわけだ。)
この様子だと、明日には苔の敷き詰めが終わりそう。
そのあとは毛とか綿みたいなふわふわ系の素材を運んで、来週ごろには卵を産み始めるでしょう。
そうなると、巣立ちはゴールデンウィーク頃かな?
それまで毎日の観察が楽しみです。
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