秋ウコン、春ウコン、収穫

根菜類

春ごろ、生姜の種を買いにコメリに行って、生姜の隣に並んでたからという理由で秋ウコンと春ウコンの種を衝動買いしました。

ウコンはショウガ科で生姜とほぼ同じ栽培歴だということで、生姜の畝の空いているスペースをウコンエリアにして栽培してきました。

日記によると、播種日が4/18となっていましたので、約半年強の間、畑に居座っていたことになります。

初めて育ててみた印象としては、生姜より丈夫で野性的だなと。

植え付け後の芽の出方も生姜より勢いがあるし、葉もめっちゃでかいし、今日収穫してみてわかったのですけど、種ウコンの20倍くらいに増えていて、増殖率が生姜より断然高いようです。

あと、これは個人的な嗜好なのですけど、ショウガ科の作物の草姿って、僕的にすごい萌えなのだということがこのまえ僕の中で判明しました。

生姜もウコンも、植え付けてからしばらくはずっと沈黙したままだし、何回も除草しないと草に埋もれるしで、初期のころは特に手のかかる作物ではあるのですけど、それを上回って、来年も大量に栽培したいと思えるほどの萌え。麦の穂が出る直前のような初々しいエロさがあります。

秋ウコンの葉の裏はこするとキュッキュと鳴るような艶感
一方、春ウコンの葉の裏は、極細裏起毛またはビロードのようなモコモコ感

春と秋を比べると、春ウコンの方が野性味がある印象で、根の張りも春ウコンの方が頑健です。秋の方は腕の力だけで抜けるけど、春は背筋を使って全身で引っこ抜く感じ。

種からの増殖率も春ウコンの方が多いような気がしました。

秋ウコン
春ウコン

肝心の味に関しては・・・

春ウコンは正直言って、食品のジャンルじゃないです。

秋ウコンは別名ターメリックなのでまあ食品といっても差し支えないですが、春ウコンは完全にクスリの味。一口かじってみたのを後悔する苦さ。

それで、どうすっかこの春ウコン・・・ってなったんだけども、利用法を探してネットサーフィンするうちに「春ウコン研究会」とかいうサイトを見つけまして、どうやら春ウコンが免疫を賦活する効果がすごいらしいという情報を知りました。

僕の中で、アフィリエイトでなくて、商品リンクもなく、いまだにhttps化してない平成10年代っぽいホームページは信用できるっていう自分基準があるのですけど、このサイトがまさにそれで、試してみたくなったのです。春ウコンによる免疫賦活。

ちょうどこの前、去年の歯性副鼻腔炎の部位がザワザワしだしたのもあり、たぶんこの副鼻腔炎は、慢性の歯髄炎が原因だよなーというのを薄々思っていて、これを免疫賦活でどうにかならないものか、と思ったのですよ。

春ウコン研究会のサイトによると、いちばんの対象疾患はガンだということですが、それ以外にも肝炎や蓄膿症など、免疫力が直接関係する疾患にも効果を発揮するらしいので。

春ウコンによる免疫賦活の本式な用法は、一日に生重30gを数回に分けて摂るというものですが、それはがん患者の用法らしいので、副鼻腔炎以外持病も特になく健康な僕らは一日15gを好きな時に摂るという方式でやってみることにしました。

僕ら?

そう、もちろん彼女も巻き添え食らってます(笑)

良薬口に苦しとはいうものの、あのくっそ苦いエキスを毎朝飲ませるのはやや気が引けますが、彼女は意外と乗り気で、一緒にやってみるらしい。

まあコロナとかいうつよめな風邪が流行ってるらしいこのご時世なので、免疫を上げておいて損はないかなと。

来年の種として、春秋各1㎏ずつ土に埋めて保存

ウコンの増殖率はショウガより高く、種の20倍以上にはなっています。なので、1㎏の種を保存すれば来年は20㎏採れることになります。

また、ネットの情報によると、ウコンは生姜より種の耐寒性が強く、土に埋めておくだけで越冬保存ができるらしい。

春ウコンの免疫賦活の効果についてはいまだに半信半疑ではありますが、とりあえずこれから3か月自分の体で実験し、慢性歯髄炎由来副鼻腔炎(だと僕は思う)に効果があれば、来年はもっと大量に栽培してもいいかなと思って、とりあえず春秋各1㎏ずつ種用として選別し、ユンボで掘った80cmの深さの穴の底に、桧のおがくずに包んで埋めてみました。

埋めるだけで越冬できて、半年で20倍に増殖するこの植物が本当にガンなどの疾患に聞くとしたら、それはだいぶヤバい作物だと思うのだけど、ほんとのところどうなんでしょうね?

僕の歯茎のザワザワに聞くかどうか、自分自身の体で行う治験の結果が今から待ち遠しいです。

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