松島純2号白菜うますぎ

ハクサイ

最近の朝はすっかり冷え込んで、朝が苦手な僕が朝の畑散歩に行く8時ごろでもまだ、真っ白な霜で覆われた雑草の上をシャリシャリならしながら歩くようです。

こう寒くなってくると美味しくなるのが白菜なのですけど、今年はいつもとは違う「松島純2号」という固定種白菜も育てていまして、その品種がちょっと今までにない美味しさで驚いています。

昨年までは、F1白菜と松島新2号(純2号よりやや晩生の固定種)を両方育てていましたが、昨年ごろから畑の状態が安定してきたためか、F1と比べると病気に弱い固定種でも問題なく栽培できる手ごたえを感じていたので、今年は純2号と新2号の2品種、固定種だけで栽培することになったのです。

松島純2号白菜は、新2号と比べると早生なためか、大きさは少し小ぶりで、お尻があまり膨らんでいません。頭でっかちなフォルムで恰好はちょっと悪い。ですが、葉茎が厚く、食感がとても柔らかで、うまみがあって、味はすこぶるいいです。

この前、友人の引っ越し祝いの会をなぜかうちでしたのですけど(笑)、その時に水炊きにして食べたとき、割と衝撃を覚えたのですよ。

「え、白菜ってこんなうまみあったっけ?」って。

もう4年も畑をやってきたので、最近はうちの畑の野菜の美味しさに慣れてきたというか、よほどのことでなければ美味しさにに驚くということはないのですが、この白菜にはそれがありました。

来年も絶対作ります。この品種。

そういえば、「昔の固定種白菜は白いから白菜なのであって、最近のF1は黄芯になって昔と全然違う」という話がありますけれど、固定種白菜も結構黄色いよね、っていうのは僕はいつも思います。スーパーで売ってるのもこんなもんじゃなかったっけ?もっと黄色かったかな?

ま、色はともかく、この真ん中の辺りのところ、僕は昔からここの部位が好きで、白菜漬けなどは特に、外側の緑の葉を親に押し付けて黄色いところだけ食べていました。

この偏食は大人になって改善されるかと思いきや、毎年大量の白菜が畑にあるせいで、ますますひどくなっている気が・・・。もうね、収穫した時点で黄緑の薄くなるところまで葉を落としてますから。

だいぶ罰当たりな食べ方な気もしますが、レディーボーデン一人で一個食うとか、果汁グミ全味制覇とか、よっちゃんイカ箱買いとか、まあそういう部類の大人のたしなみなのよこれは。

黄色いとこだけとってきた!!

この黄色いとこだけを、彼女が今白菜漬けにしてくれています。

3日前に漬け初め、今日、うちの畑のゆずと唐辛子を入れて本漬けに入ったようです。

早くも明日には食べられそうで、今からうずうずしてます。これ、絶対うまいやつだもん。

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