大蔵大根を収穫

ダイコン

8月26日にまいた固定種の大蔵大根が収穫サイズになりました。

F1の青首より10日ほど遅れての収穫となります。

初物は、ちょっと曲がってはいますがなかなか綺麗な一本でした。

 

栽培を振り返ると、

今年は、この大蔵大根含め、白首系の固定種大根が軟腐病に結構やられてました。

秋づまり大根という大蔵大根の先祖品種なんて、ほぼ全滅。

一方、F1の青首大根はまったくの無傷。

F1の青首と固定種の白首で、こんなに違いが出るとは思いませんでした。

ここまで耐病性の違いを見せつけられると、来年はF1の青首だけでもいいかなという気がしてます。

いつもの青首大根の感覚で煮ると硬いので、1.5倍ぐらい長めに煮ます。

そもそも、僕は白首大根の水分少なめで硬いのがどうも好きじゃないです。

確かに肉質はかぶみたいに緻密なのですが、その分煮るのに時間がかかるし、

大根にその緻密さ求めてないんですよね。

かぶでいいじゃんってなる(笑)

それにうちの場合、大根は桂剥きして千切りにしてサラダで生食にすることが多いので、その点でも、みずみずしくて組織の詰まってない青首のほうが良いかなと。

 

うちは固定種もF1もあまりこだわりなく育ててまして、

品目ごとに、味と種代と耐病性などを天秤にかけて品種を選定してます。

総合的に考えて、大根に関しては、圧倒的にF1青首がいい感じです。

小松菜とか白菜とかは固定種の古い品種のほうが美味しんですけどね。

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