ソルゴー撤収&自家採種

自家採種

春にジャガイモを育てた場所で、夏の間ソルゴーを栽培していました。

畑を裸にしないためと、有機物補填が目的です。

ソルゴーは結構風に強いのですが、今回の台風の風にはさすがに参ってしまったようで、全体的に斜めになっていましたので、鎌で手狩りして撤収することにしました。

この場所は一か月後にはエンドウの畝にする予定で、タイミング的にはそろそろ撤収しなきゃと思っていたので、ちょうど台風が背中を押してくれた形になりました。

稲穂のように頭を垂れています。たわわ。

つやつやしてておいしそうですが、このソルゴーは緑肥用なので、実を利用することはできません。タンニンが多くてまずいので、鳥も全然食べません。

もっぱら来年用の自家採種のために穂を実らせました。

種をまいたのは6月の下旬なので、実るのに3か月ほどかかりました。結構時間がかかるもんですね。ソルゴーを間作に組み込んで自家採種までするなら、採種用は別に育てる必要がありそう。

穂をつけるまで成長したソルゴーは、炭素率が結構高い感じなので、このまますきこんだら11月まきのエンドウに害が出そうです。

そこで今回は、ここにすきこむのはやめて、冬の敷き藁用に畑の隅に積んでおきました。エンドウの防寒用に使おう。

根と切り株だけは、刈り取り後すぐに耕運機ですきこんでおきました。今月半ばにもう一度耕転して、分解を促進させるつもりです。

自家採種用に刈り取って束ねた穂は、お蔵の軒に干しておきました。

10日ほど乾かしたら、脱穀して、種を採ります。

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