僕が今雇われでやっている仕事は、まあなんといいますか、このブログで紹介してる僕と彼女の生活的なものと密接に関連してまして、簡単に言うと「みんなの自給自足をサポートする」って感じのお仕事なのです。
そんな性質上、今回のコロナショックのような危機が起きると、みんなが自給自足志向になり、売り上げが爆増しまして、仕事もクッソ忙しくなります。
社長曰く、「この業界は昔から社会不安が起きると儲かる」っていうのだけど、コロナ騒動が本格的になってから、ほんと笑っちゃうくらい受注件数が増えてて、僕含め従業員たちはかなりクタクタで働いてます。
平年なら繁忙期がぼちぼち落ち着いてくるタイミングなのですけど、今年はピークがまだずっと続いてて、正直、感染者数のニュースより、朝職場のパソコンで確認する受注メールの件数に一喜一憂してます(笑)
そんなわけで、
今日の夜もクタクタになって帰宅して、ソファーにダイブして、「あーお腹すいたー」とか言って彼女の料理を待ってたんですけど、
台所で彼女が突然、「ちょっと来て!!」
って呼んだので行ってみると、サッシのとこに派手でデカめな謎の蛾が止まっていました。
僕、虫とかは全然大丈夫な方で、ヤママユとかオオミズアオみたいな巨大な蛾はむしろ手に乗せて愛でたいくらいなのですけど、
コイツに関しては、
「うわ、きも・・・」
っていう感情が真っ先に出てきました。
お腹すいてたはずなのに、一気に食欲失せたし。
いや、まあ、それでもこうして写真に収めてるわけだけど、そのあとも、写真を見返しながら「ナニコレ、きもっ」って多分10回ぐらいキモイキモイ連呼してた気がする(笑)
なんか、心の底から本能的なレベルでキモい感じがしたんですよ。
で、
調べてみるとこの蛾、「イボタガ」っていう蛾で、この派手な柄はフクロウの顔を模してるらしく、小鳥とかの捕食者から身を守るための戦略なのだそう。
そして、小鳥ではないけど、少なくとも僕の本能には「こいつはキモい。やばい」っていうメッセージを与えるのに成功してるわけで、たぶん、この柄は人間除けにも意味のある柄なのだと思う。
後で彼女と写真を見ながら「不思議だよねーこの柄、なんでこんな柄の蛾になったんだろー」とか話しましたけど、
キモさで選抜淘汰された結果、こうなった。
っていう結論に至りました(笑)
それくらい、なんというか心の奥の部分、潜在意識的な場所を揺さぶるような不気味さを持った蛾がいましたっていう話でした。
ついでにいうと「イボタガ」っていう名前もなんかきもいし。
マジで何なんだコイツ。
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