夜、お風呂から出てきた彼女が、
「雨?降ってきた?」
というので、耳を澄ませると、確かにパタパタと、大粒の雨の降り始めたような音がしていました。
さっきまで星がでてたのにおかしいな。と思っていると、
カーテンを開けた彼女が「うわあ」と声を上げました。
音の主は雨じゃなくて、大きな蛾だったようです。
しかも、僕の個人的に一番好きな蛾。
オオミズアオ。
僕が彼女の実家に住みついて2度目の夏が過ぎ去ろうとしているわけですが、ここでオオミズアオを見たのはこれが初めてです。
結構田舎なこの場所でも、オオミズアオはかなりのレア虫なのです。
もっとも彼女曰く、「子供の頃、夏になるといつも窓にたかっている普通の虫だった」らしいので、一昔前はもっと普遍的にいたのでしょう。
このオオミズアオ、子供のころに図鑑で見て、ずっと見たいと思っていたものでした。
大人になって僕の行動範囲が広がってからは、何度か出会ったことはありましたが、この虫へのあこがれのような感情は今も消えずにいまして、今回もわりと大興奮でカメラをとってきて、何枚も写真を撮ってしまったのでした。
いやー、かわいいわー。
このモフモフがやばいのよね。
早速、PCの待ち受け画像に設定したのは言うまでもありません(笑)
この前のタマムシといい、今回のオオミズアオといい、今年の夏はレアな虫と出会うことが多くて、うれしい限りでございます。
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