畑を耕して、ねずみを捕まえて、ネギ植える

畑のいろいろ

セルフビルドにかまけている今年は、畑仕事が後回しになって、いろいろとやることがたまっています。

なので、今日は刻み作業をお休みし、丸一日、畑のことをしていました。

朝はまずエンドウの誘引をして、朝食後、枝豆、ズッキーニ、カボチャ類、トウモロコシの種をセルトレイやポットに播き、トラクターで夏野菜予定地を耕して、その後、秋に箱播きしたネギ苗を定植して、超遅ればせながらのジャガイモを植え付けて・・・

最終日の夏休みの宿題かよって感じのたまり具合(苦笑)

で、トラクターで去年の葉物の畝(最近までつぼみ菜として食べてたけど、もうほとんど咲いちゃった)を耕していた時に、菜の花の茂みの中から、ねずみが二匹飛び出してきました。

もちろん捕まえましたよ。素手で。

かわええええええ

けど、こいつなんて言う種類なんだろ?

見た目からいうと、アカネズミかヒメネズミ?

前に山奥の僕のうちの鳥の巣箱で冬眠してたヒメネズミよりちょっと大きいような気がするからアカネズミかなー。

まあどっちでもいいんだけど、

こいつの処遇、僕としては、同じく畑で捕まえてから一度も外に出したことがない猫のつゆさんにあげたいなーと思ったんです。

猫たるもの、一度はねずみを捕まえるべきだろって思いまして。

で、その案を彼女に提案したところ、

「そんな残酷なことできるわけない!だってこんなかわいんだよ?」

と、そっこーで却下されました(笑)

まあたしかに、容器の中でカサカサしてるのをまじまじと見てると、猫にあげて半殺しにするのも罰当たりな気がしてきたので、とりあえず夕方帰宅した彼女の妹に見せるまで容器内に拘束し、その後は茂みの中に釈放しました。

完全におむすびころりん的なフラグが立ったなこれ。

期待しておるぞ。むふふ。

ネギは箱播きで。それがうちの定番。

ねずみ騒動のあと、ネギの植え付けを済ませました。

去年の秋の彼岸ごろ、50センチの育苗箱に播いてそのまま畑において置いた苗です。

ネギの苗って、成長がすごく緩慢だから、畑で直播して育苗すると相当まめに管理しないと雑草にうもれて消えちゃうことが多いのです。

そこでいろいろと対策を考え、実践してみた結果、最終的に、

育苗箱の下から5センチくらいまでは畑の土を敷き詰め、上部の2,3センチは市販の培養土(雑草の種が入ってない)で覆い、そこに種をまくっていう方法に落ち着きました。

これだと、ひと箱で200本くらいの苗がとれるし、雑草もそんなに問題にならないので管理がめっちゃ楽なんですよ。

この育苗方法のコツは、最初に種の数をちゃんと数えて、発芽率80%ならひと箱当たり250粒くらい播くこと。種の数が多すぎるとむしろだめ。

僕の性格的に、保険の意味を込めて種は多めに播いてしまうことが多いのですけど、多めに播いて間引きをしないと、苗の密度が過密になって、全部の苗が小さくなってしまい失敗する可能性が大です。去年の春播きネギはそれで失敗しました。

箱播きだと、雑草との競合もないし、覆土の深さも一定だし、根切り虫も全然入んないから、歩留まりは直播よりぜんぜんいいです。

なので、播く種の数は、発芽率を勘案しても、苗の数の2,3割増しくらいに抑えておいた方がいいのです。

今回は、育苗箱2個で約400本の苗が取れまして、15mの畝一本分になりました。株間はだいたい4センチぐらいかな。

品種は固定種の「元蔵」っていうやつで、固定種のわりにはそろいがよくて、僕のお気に入りの品種です。

たぶん夏ごろから薬味で収穫し始めて、9月後半から本収穫する予定。

このほかにも、3月中旬に箱播きした「のどか一本ネギ(別名「岩津ねぎ」という名があるんだけど、地域ブランドの商標なので品種名では使えないらしい)」という九条系のネギもあって、それは6月ごろ定植予定なので今はまだ爪楊枝より細い状態。

去年のシーズンのネギは400本植えてちょっと足りなかったくらいだから、今年はやや増産予定なのですよね。

ああでも、8月くらいまでネギなし生活かあ。きついなあ。

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