6月後半からほぼ毎日、雨か曇りの天気が続いたため、ずーっと薄っぺらいままでなかなか膨らまずにいた枝豆たち。
品種は「げんき娘」という茶豆風味の極早生種で、第一弾の播種は4月6日だったので、予定通りなら7月の初週ぐらいには採れるはずだったのが遅れに遅れ、ここにきてやっと収穫できる感じになってきました。
播種日から数えると収穫まで100日くらいかかったのかな?
それだと、日数的には全然極早生じゃないのだけど、まあ、こんなに天気が悪かったのにそれなりに収穫まで漕ぎ着けられたのはひとまずよかったです。
ほんと、太陽のエネルギー全然降り注いでないもんな。最近。
昨年もかなりひどい梅雨で、こんなふうに葉が溶ける症状が出てましたが、今年は昨年よりもっと広範囲でこの症状が発生してる気がします。
品種の特性なのか?それとも今年の気候が昨年よりもっとひどいからなのか?
いずれにせよ、そのへんのイネ科雑草ですら悉くいもち病に罹ってるくらいジメジメしてる今年なので、防虫ネットの中はさぞ過湿になってたことだろうと思われます。
防虫ネットを使う方法は、現時点でうちの畑の枝豆栽培の最適解なのですが、こう晴れない年だと負の影響が大きいですねー。
ま、葉が溶ける症状が出てても、莢はそこまで影響を受けていないし、味が変になったりとかは特にないので、見た目ほどには悪影響がないのがこの症状の救いですかね。
なんか、葉が溶けてても豆は太るんだよね。
僕の観察した印象だと、枝豆って、葉で作った栄養分を随時ダラダラと豆に届けるのではなく、一旦茎とか根に蓄えた後で一気に豆に送るっていう感じで生育してる気がするんですよ。
だから豆が太る段階で葉が溶け始めてても、体に蓄えた栄養分で何とかなるのかな?って今はそう理解しています。
収穫は6日前から始まっていまして、豆の太り具合と味のバランスは今日明日がピークかなって感じ。
とりあえずこの一週間は、毎日欠かさず、この量を収穫してます。これで10株分、500gくらい。
収穫は食事の準備の直前で、枝から莢を外したらすぐに茹でて、二人でペロッといっちゃいます。
日によってはこれを1日2回=1kgくらい食べる日もあるかんね。
ってか、大事なことを書き忘れてましたけど、この「げんき娘」っていう品種、割とすごく美味いです。
さすがに“茶豆風味”っていうだけあって、ちゃんと茶豆の濃い香りがあって、茹でるだけで部屋中がその香りで満たされます。
なんというか、うちの実家の犬の肉球みたいな香ばしきかほり(笑)
なんなら、梅雨入り前のピーカンの日なんかは、その肉球の香りに真夏の田んぼの匂いを足したような何とも言えない匂いが枝豆の畝の周りに充満してて、だいぶ驚きましたからね。
「こいつら、畑に生えてる段階からもう香ってらあ!!」って。
だからたぶん、晴れが続いたときに収穫したらもっと美味しいのが取れると思うんですよね。
つまり、
早く梅雨明けてくれー。
ってことです。
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