台風24号が去りまして、台風一過の青空が二日続いています。
気温も25度ぐらいで、秋っぽくて非常に快適です。
でも、今年は9月後半の天気が悪かった。
朝は晴れてても昼過ぎから降ったり、やっと晴れたと思ったらまた次の日から雨が続いたり。
畑は常にジメジメ。
極めつけは月末の猛烈な台風。
そんな秋の長雨の影響で、8月17日にまいた愛知白菜に軟腐病が出てしまいました。
愛知白菜は早生なので、もう結球が始まってきたところ。あと10日ぐらいで収穫できそうだったのに・・・><
軟腐病の株を抜いてみると、終齢のヨトウムシも入ってます。
長雨のジメジメ×台風の暴風による傷×ヨトウの食害。
こりゃ軟腐病にとっちゃ最高の条件がそろってますな。
うちは無農薬ですが、ちゃんと防虫ネットをかけて、ネットの裾はしっかり土に埋めてます。
それでもヨトウムシは入っちゃう。
10mの畝だと、きっと1日1匹ぐらい侵入してる感じ。
「君らさあ、いったいどこから入ったん?」
と、僕なりによくよく考えてみましたが、
たぶん若齢の小さい段階なら、ネットの目合いから侵入できるんでしょうね。(目合いは1㎜)
観察している感じだと、終齢の大きいヨトウムシがいきなりネットの中に現れるという感じではないんですよ。おそらく、隣の畝のニンジンに発生している幼齢ヨトウムシの小さいのが、歩いてこっちまで来たのだと思います。
なので、初期のうちに発見して取り除いておけば、被害の大きい終齢幼虫に成長するまではいかなかったはず。
でも今年は雨が多かったので、ネットの裾の土が全然乾かず、駆除が追い付きませんでした。
土が濡れてると、オープン・ザ・ネットする気が全然起きないんすよねえ。。。
幼虫の大きさから察するに、このヨトウムシが侵入したのは10日ぐらい前。中途半端に巻き始めたタイミングで侵入され、そのまま中心部を食べて成長していたので、ネットの外からでは発見出来なかったようです。
残念なことに、この株の隣の株も同じような感じになっていました。
愛知白菜は8株育てているので、2株やられたのは痛い。
他の6株にはとりあえず虫の痕跡がなかったのですが、軟腐病は怪しい感じ。
「白菜を早くから食べたいんや」という理由で8月中旬に早生の白菜をまきましたが、天候不順もあって完全に裏目に出ました。
やっぱり白菜は11月頭ぐらいに結球開始するように作らなきゃダメですね。
株間も45cmと少し狭かった気がします。来年は55cmぐらいにしようと思います。
あともう少し高畝にした方が良かったかもなあ・・・
まあ、毎年毎年、失敗を重ねて経験を積んでいこう。
幸い、軟腐病はそんなには進行しておらず、ヨトウムシの食害も中心部だけだったため、少しは食べることができました。
外葉6枚分ぐらいですが、0よりましですかね。
若干の外葉感は否めないものの、味はちゃんと白菜でした。
愛知白菜はF1の黄芯白菜みたいにゴワゴワしてないので、外葉も美味しく食べられますね。
不覚にも白菜の初収穫がこんな形になってしまいましたが、やはり初物は美味しいです。
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