昨年は、二人で食べる分にしては大量すぎるジャガイモを作ってしまい、友人のお店で販売したり物々交換したりしましたが、それでも在庫はまだまだ捌けず、3月頃までイモを食べ続けていました。
そのせいもあり、今年の春はなんとなくジャガイモ植え付けのモチベーションが高まらず、いつまでたっても種イモを買いに行かずにいました。
その後もずるずると後回しにして、桜が満開のころになってやっと重い腰を上げたものの、
最終的に、「この余ったやつ植えればよくね?」ってなって、
昨年の初夏に収穫して、それからずっと蔵の二階に退蔵されてシワシワ&芽がボーボーになっていたものを種イモにするという、なかなかの適当具合でスタートした今年のジャガイモ。
植え付けは4月7日で、これがまずかなり遅いですし、
その後の管理もわりと適当で、GWに彼女と彼女の幼馴染が草取りをし、僕が土寄せを一回だけして、その後は収穫まで放置。
なので、収穫直前は畝間に生えたアカザがもう結構大きくなっていまして、それを見ながら、「ああ、ことしのジャガイモは適当だったなー」と思ったのでした。
・・・なのですが、
収穫してみれば、意外と、というか、想像してたよりずっとちゃんと出来ていたんですよこれが。
昨年のブログを見ると、「買った種イモの20倍になった!やったー!」みたいなこと書いているのですが、今年もそれくらいになっている気がしますね。
右上のイモがだいたい80gくらいの中サイズって感じ。
植え付けるときは40gくらいに切りそろえたので、ざっと見た感じだと、ほぼ20倍になっています。
だいたいの園芸書には「種イモは種イモとして売られているものを使うこと」って書いてあるのだけど、今回の結果から言うと、収量的には自家採種イモで全然いけます!
というか、発芽率も悪くなかったし、見た感じウイルス病も出てなかったですし、もはや「園芸書のあれ、種イモ業界の陰謀じゃね?」って思えてくるレベルで買った種イモとそん色なく普通にできました。
まあ、種イモって別にそんなに高くないし、そこをけちる金銭的なメリットはあまりないのだけど、なんというか、「北海道産の種イモを毎年買う」っていう行為が僕らのフィーリングとちょっとずれてるといいますか、それだと若干の「畑やらされてる感」が残るといいますか。。。
病気も出ずに普通に収穫出来るなら絶対に自家採種の方がいいわけで。
つまり、今回、
「ジャガイモも自家採種で全然大丈夫」
っていう発見をできたのは、僕らの中ではだいぶ大きな収穫なのでした。
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