うちの畑史上初、秋の大豆が防虫ネット無しでできそう

エダマメ

カメムシが多いうちの畑では、防虫ネットなしで枝豆を作ることができません。

それは秋の大豆でも同様で、過去何回かノーガードでやってみて、すべて失敗してきました。

が、

今年は様子が少し違うようで、防虫ネットなしで育てている大豆がカメムシの害を受けずにぷりぷりに実っています。

このままあと半月ほど経てば、いい大豆が採れそうです。

まあこれ、大豆とはいってみたものの、正確には、自家採種用に育てている枝豆の種なのですが。

品種は「げんき娘」というやつで、一応登録品種なのだけど、今期からメーカーで生産販売が中止されて廃盤になったっぽくて、来期のカタログにも載っていないので、そろそろ登録品種の更新もされなくなるかもしれない、ある意味貴重な品種。昨年極早生枝豆は一番遅くていつまで蒔けるのか?という検証をしたのと同じ品種ですね。

播種日は昨年とほぼ同じ8月中旬のお盆休み頃で、セルトレイで10日ほど育苗し畑に定植しました。

昨年と同じく、種まきから1か月も経たないうちに白い花が咲きました。

9/14の様子
9/14の莢の様子

さらに今年は、定植と同時に、余った種を同じ畝に直に播いて、「直播なら8月下旬でも行けるんじゃね?」っていう仮説も検証してみたのでした。

上の画像の手前に映っている色の薄いのが、あとから直播したロットです。

これが今現在どうなったかというと↓

まじで全然ダメだった(笑)

種まきが10日ほど遅かったのがダメなのか、直播なのがダメなのか、理由はよく分かりませんが、今年の8月9月は例年よりだいぶ涼しく、雨も多かったので、それが遅まきに輪をかけて生育を遅滞させたのではないか?という気がします。今この状態だと、ここから太るのはちょっと無理だとおもう。

この結果から言えるのは、極早生の枝豆は最も遅くてお盆頃までは播ける。でもそれ以降はギャンブル性あり、ということかな。今年のように秋が涼しい年だとだめかもしれないです。

 

あ、そうそう、それでやっと本題なのだけど、うちの畑って、ノーガードで枝豆や大豆を栽培すると、毎年絶対カメムシに全滅させられるのですよ。

針葉樹林に囲まれてるからっていうのが原因だとは思うのだけど、とにかくカメムシがめっちゃ涌いてくる。なので防虫ネットは必須で、そうなると背の高くなる大豆系品種は育てられないのです。

それが今年は、ノーガードでもいい大豆(枝豆の種)ができそうで、正直すごくうれしいのですが、これもまた理由がよく分かりません。

涼しいから?それとも夏の草刈りをまめにしたからか?

もし来年もこんな感じなら、背の高い大豆品種を植えて、味噌作りとかできそうでめっちゃ楽しみなんだけどなー。

今年のノリで大豆作っちゃおうか、来年。

まあとにもかくにも、来年用の枝豆の種が無事に採れそうで一安心です。

コメント