僕のうちは、彼女の実家から40分ほど奥まったところにあります。
彼女の実家は中山間地といった風合いですが、僕の家はガチの山奥です。
もちろん水道は来てません(笑)
まあ僕のうちの話はまたいつかするとして、
僕のうちも彼女の実家も、暖房は薪ストーブなのです。
僕のうちは標高が500mぐらいのところなので割と極寒ですし、彼女の実家も、田舎の農家の家にありがちな無駄に高い天井と断熱性皆無な構造なため、薪ストーブの馬力じゃないと寒くてとてもやっていけません。
さて、
そんな彼女の実家では、7年前に他界した彼女のお父さんが生前に作り貯めた薪を細々と燃やしながら、今日までなんとか持ちこたえてきたのですが、さすがの薪も7年もたつとスカスカになってしまい、そろそろ薪を集めなければならないタイミングがやってきていました。
薪ストーブ生活をしていると、普段から薪アンテナのようなものを張り巡らせる習性がついてしまっているので、知り合いに声をかけたりして、いちおう薪確保のめどは立っていました。
が、
今週は新たに、薪ゲットのチャンスが2件、立て続けに飛び込んできました。
薪ゲットチャンスその① 畑の隣の柿林
まず一つ目は、うちの畑の隣の柿林、めっちゃ近所。
月曜の昼に、畑にパセリを収穫に行くと、隣の柿林で柿の伐採が行われているではありませんか!
しかも、切った木をダンプに積み込み始めていたところ。
すかさず、
「その木、捨てるならくれませんか?」
と声を掛けると、
「ダンプ一杯で処理代が5000円も掛かるから、むしろありがたいよ!」
との返事!
柿は割りにくいが硬くて火持ちがいいらしい。
というのをどっかで聞いたことがあったので、手首より太いぐらいの木を全部もらうことにしました。
グッジョブ自分。
そんなわけで、
伐採作業に来ていた土建屋さんのおっちゃん二人と僕の共同作業が始まり、
おっちゃん①と僕が伐採&太い枝を選別。
おっちゃん②が細い枝をダンプに積み込んでユンボで圧縮。
そんな感じで、もくもくと仕事をしました。
最初は少し迷惑かな?とも思いましたが、
太い枝の処分費が浮くということもあって、オッチャン達は割と丁寧に枝を選別してくれました。
まさにWinWinの関係というやつ。
薪って、要らないところでは金のかかるゴミだけど、僕らみたいな薪ストーブユーザーにとってはお宝なんですよね。現状だと、伐採事業>薪の需要みたいなので、「薪にしたいんですけど、もらっていいですか?」とか聞くとだいたいOKです。
さて、
選別した薪はうちの軽トラで10往復ぐらいして薪場に運び、この前うちにやってきたユンボで荷卸しして、山状に積み上げました。
こういう時、ユンボはマジで最強です。
柿の木一本分でだいたい一週間分の薪と考えれば、全部でおおよそ3か月分にはなるでしょう。
手首ぐらいのが多いので、チェーンソーでカットするだけで割らずに使えそうなのもナイス。
薪ゲットチャンスその② 彼女の友人の屋敷林伐採
柿林の次は、彼女の友人の屋敷林へ。
ここも、数日前に遊びに来た彼女の友人が、
「そういえば、今うちの屋敷林切ってるんだけど、木いる?」
とナイスタイミングな提案をしてくれたのです。
今週はやけに薪が集まる週です。
その友人の家はもともとかなりの大地主だったらしく、故おばあちゃん曰く、昔は他人の土地を一歩も踏まずに隣の市まで行けたらしいです。
大地主杉ワロタwww
戦後、GHQの農地解放で全部細切れになってしまったらしいですが、
それでもまだ3町はあるらしいです。
まあそんなことはさておき、
屋敷林には40cm径のヒノキ&杉がそれぞれ5本、60cm径のカシの木が2本生えていて、今回それらをすべて伐採したらしく、それはそれは大量の木がありました。
伐採業者が居合わせた初日は、50cm径のカシの丸太をハサミ付きのバックホーで軽トラに乗せてもらったりしましたが、残りは現地で玉切りして、コツコツ運ぶ予定です。
友人の家は、彼女のうちから10㎞ほどの場所で、近くにデカいホームセンターがあるので、買い物のついでに数回に分けて運ぼうとおもいます。
柿にしても屋敷林にしても、水分の一番少ない初冬の時期に切ってくれたのはめちゃくちゃありがたいですね。
おまけ これなんていうストーブか誰か知りませんか?
薪の話をしたので、ついでに、誰か知っている人がいたら情報をください。
彼女の実家の薪ストーブについてです。
彼女の実家の薪ストーブは、25年ぐらい前、家を建て替えたときに、彼女のお父さんの知り合いの工務店さんが、新築祝いでプレゼントしてくれたものらしいです。
形はUFOみたいな楕円形で、直径は80cmぐらい、割とデカめ。煙突径は15cm。
デザインに特化した余り、上に鍋が置けない(ヤカンは針金でひっかけて無理やり乗せてますw)、二次燃焼機能もない、使い勝手の全く良くないストーブです。
彼女は、
「奇抜すぎて売れ残ったやつをくれたんだと思う」
といっていました。
このストーブ、ネットで検索しても全然情報がありません。
いったいどこのメーカーのなのか、誰か教えてください!!!
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