朝活薪狩りで、薪富豪へ

昨年の暮れ頃から、来シーズン用の薪集めを開始しました。

おととしの秋に薪ストーブを新しい機種(TN20)に入れ替え、丸一年使ってみた様子だと、うちで使う一年分の薪の量は、広葉樹を軽トラ満載で6杯分くらいかなーという感じ。

したがって、毎年最低6杯分は薪狩りのノルマがあります。

僕らにとって幸いなことに、3年ほど前から隣町の造園屋さんと懇意な間柄になりまして、業務で伐採した雑木をタダで分けてもらえているので、ノルマといっても、藪をかき分けて樹木を倒すとかそういうたぐいの重労働は一切なく、造園屋さんの土場とうちの往復35㎞を6回やればいいだけの話で、わりと気楽な薪活をさせてもらってます。

実を言うと、今シーズンはもうノルマ達成してるしね。

というのも、今シーズンの薪狩りは、毎週日曜日の早朝、道路が一番空いている時間帯に行くことをルーティンにしていて、これまでのところ、12月は3回、1月は4回、週一で定期的に朝活兼薪活をする習慣を続けているので、いつの間にかもう7往復もしていたのです。

30年落ちサンバーで、毎回限界を攻めてます(笑)
今回は切りたてのコナラと樫の丸太メインだったので、超車高短&3kPaも入れてるのにタイヤがやばい。ちょっと調子に乗りすぎたかも・・・

一回で載せる量は、毎回だいたい上の写真くらいで、まあ普通に過積載だと思います。土場まで片道17㎞あるので、ついつい一回の量を欲張っちゃうんだよね。ただ、サスペンションのバネがぺちゃんこになって、3kPa以上空気を入れたタイヤが潰れて、見るからにヤバそうな見た目の割に、普通に走ることは走るから凄いよな、軽トラって。

今まで少なくとも20往復はこんな感じのドライブを楽しみましたが、いまのところぶっ壊れたりはしてないもんね。30年落ちとはいえさすが農道のポルシェだわ。

でもさすがに今日は、樫とコナラの切りたてホヤホヤの丸太がメインだったので、近所の上り坂は1速までギアを落としてなんとかって感じでしたけどね。樹種とか乾燥具合で重さは結構変わるから、見た目の容積でいけっるしょーって調子に乗ると危ないです。自重せねば。

これよ、コナラのこの髄線よ・・・、萌えだわー(変態かよ)

今日の土場には、こんな感じのちょうどいいコナラがまだまだ大量に入荷していました。あと3往復分くらいはあったかもしれない。

樫はともかく、薪として需要のあるコナラがこんなに大量にあることはあまりなく、結構レアなイベントだから、今週は週一と言わず、あと何度か土場に行く予定を立てました。このコナラたちがクスノキとかの下敷きになる前に救出しにいかねばなのでね。

このペースでいけば、確実に薪富豪になれる、今年。

来シーズン用の6回のノルマを達成した今となっては、再来シーズン用のノルマの先食いのような感じになりますが、まじめな話、ややディストピア化しつつある世の中で、薪は貯めておくに越したことはないよねと彼女といつも話しています。

今年の夏には50立米くらい入る薪小屋も建設予定だし、今年は薪活の年となりそうな予感満々。

コメント

  1. 森下 より:

     いきなりのコメント失礼します。
    薪、良いですね!!当方囲炉裏テーブルを使用しているので、薪や炭にはお世話になっております。
     このご時世、燃料高騰しているなか、原始的な物を利用するのが一番良いのかもしれませんね。

     あと、別件なのですが、こちらのHPはトマトの記事を検索している時に見つけました。
    当方、家庭菜園をしており、固定種なども栽培していました。貴方様のところでは、どのようなトマトの品種を栽培しているのか気になります。

    • pontsuyo pontsuyo より:

      森下様

      僕の菜園歴は10年ほど前、大学時代から本格的に始まり、第二言語習得理論が専門領域だったこともあり、海外(主に米国)から種を個人輸入したりするようないわゆる“マニア”でした。
      その頃から数えると80種類くらいは育てたことがありますが、正直言って、海外のエアルームトマトは日本の気候ではあまりうまく育たないことが多いです。雨と湿気と梅雨明けの日焼けが原因です。
      その一方で、留学中に夏のカリフォルニアのファーマーズマーケットで買い食いしたエアルームトマトは、日本の春先のハウストマトの数倍は美味かった記憶があります。ほんとにめちゃめちゃ美味かった。

      今となっては、エアルーム熱も冷めて、気が向いたときに防湿庫の奥から数品種の種を引っ張り出して、数株ずつ育てるくらいになっていますが、あえておすすめするならばブログにも書いたAmana Orangeとか、黄色に紅が差すGold Medalという品種が食味の点では優れているなと思います。あと、定番ですがRomaという地這いトマトは調理用としてとてもいいです。うちでもRomaは毎年数十株単位で育ててます。調理用トマトだと、Heinz9129というのも気に入っています。

      ご存じかもしれませんが、Amy Goldmanというアメリカの女性植物マニアが書いた「The Heirloom Tomato」という大型本があります。写真を見てるだけでワクワクするのでお勧めですよ!
      超絶金持ちな貴族菜園家の趣味全開で完全に浮世離れした本ですが、人間の目指すべき境地は案外そこなのかもしれないと思うこともあります(違うか?笑)

      • 森下 より:

        お返事ありがとうございます。また、トマトの記事の方にも似た内容コメントしてしまい申し訳ありません。
         私も固定種トマトの栽培を細々としています。家庭菜園規模ですが…
        私はイタリアやフランス系の種を栽培していました。
        ピエンノロと呼ばれる系統は、意外と日本の気候に合う物がありますよ~。
         逆にアメリカ系はあまり栽培したことないので興味がかなりありますね!
        昔、パイナップルの様な味の黄色っぽいトマトや、緑色のパッションフルーツ?キウイ?の様な味のトマトには驚き、自分でも育てたいと思ったものでした。