「寄居かぶ」という、饅頭みたいに平べったいかぶ

カブ

「寄居かぶ」という在来かぶを収穫しました。

9月14日にまいたので、種まきから50日ほどかかっての収穫です。

このかぶ、新潟の在来種らしいのですが、なかなか気に入りました。

肉質は割としっかりめで、全然煮崩れしません。

味は甘くて、葉柄の部分も太くて柔らかくて美味です。

饅頭みたいなヘンテコフォルムもまたいい。

 

もっとも、この見た目に慣れるまでは、土から出ている肩の部分と土の中に埋まっている部分のギャップに戸惑いましたが。

初めて引っこ抜いたときなんて、

なにこれ、薄っwww

となりましたから(笑)

昔の新潟の人たちは、何を思ってこの形を選抜して品種にしようと思ったのかしらん。

あと、この品種はかなり割れやすいです。

小かぶぐらいの大きさのうちに収穫しないと上から下から割れてきます。

下から割れるのははまだわかりますが、葉の付け根から割れるのは、ほかの品種ではあまり見たことがないですね。

饅頭フォルムの弊害なのでしょうか?

まあとにかくすぐ割れるので、早めに収穫するようにしてます。

あ、それとこの品種、めちゃめちゃ生育が早いです。

まず種の時からしてかぶにしてはかなりでかい。

なので、双葉もでかいし、その分初期生育も早く、同じ時期にまいたみやま小かぶより10日ぐらい早く育ってる感じです。

割れにくさを犠牲にしてまでも、生育速度に全力を注いでしまった品種なんですね。

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