ニューホワイト六片ニンニクを収穫する

ニンニク

先日収穫した早生のニンニクに続いて、晩生の品種「ニューホワイト六片」を収穫しました。

株数は早生の品種と同じく100株、播種日は早生より半月遅らせて、10月30日です。

10mの畝に二条植えでマルチは無し。10cmぐらいのやや高畝にして栽培しました。

肥料は、植え付け前に鶏糞を少し撒いて耕しただけで、追肥はしていません。

そのためか、やや小さめの玉が多かった気もします。

規格でいうと、5cmのM玉が20個、6cmのL玉が50個、7cmのLL玉が30個。

LL玉をもっと増やしたいなあ。って感じだけど、種代3500円の元は完全に取ったのでまあいいとするか。

レンズカバーが52㎜径なので、7cmくらい。LL玉です。

ちなみに、病気で枯れる株はゼロでした。

ただ、ここ半月程は暑さのためもあってか、さび病が少し出ていました。生育に影響するほどではないですが。

生育後期になり、玉に栄養を集中させたため、葉の抵抗力が落ちて起こる生理障害みたいなものでしょう。

個人的に、「寒地系は病気に弱い」っていうイメージを持っていましたが、今回栽培してみて、ニューホワイト六片は寒地系の品種の割に関東でも結構作りやすいな、と感じましたね。

早生と比べて半月ほど長く畑を占有するので厄介ではありますが、一片の大きさは早生のやつに比べるとかなり大きくて、料理にはこちらの方が断然使いやすいので、来年も栽培することに。

ということで、引っこ抜いて畑に並べた後、 サビ病が出てなくて、首が締まってて、形がいいものを、来年の種球として30個選別しました。

来年用に選ばれしエリートたち

収穫後は、半日ほど畑で天日干ししました。

この工程を入れることで、この後のニンニクの乾燥具合がだいぶ変わるように思います。晴天なら絶対にやっておくべきですね。

で、収穫したものはいつものごとく、蔵の軒下につるしておきました。

このままひと月ぐらい干してカラッカラに乾いたら、茎を切って蔵の中で保存する予定。

六坪の小さな蔵だけど、調温機能が絶妙で、ニンニクとか芋の保存とすっごく相性がいいのです。

彼女の先祖たちが築いて、残してくれたストック、メンテナンスしながらこれからもすえ長く使っていきたいものです。

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