小松菜は「早生丸葉」が(味的に)最強だと思う

葉菜類

小松菜はいろいろな品種を試してみましたが、個人的に一番美味しいと思うのは、「早生丸葉小松菜」という品種でして、今年はこの品種だけを育てています。

この品種、出荷用にはたぶん全然向きません。

なぜなら、茎が柔らかすぎて収穫したり洗ったりしたときにぽきぽき折れてしまうから。

逆に言うと、ぽきぽき折れるほど柔らかくて美味しいんですね。

スーパーに売っている小松菜と比べると、見た目からして全く別の野菜に見えるほど、茎のバリバリ感が違います。

もともと元祖の小松菜ってのは、早生丸葉みたいに茎が細いタイプだったらしいですが、この柔らかさが流通的にデメリットなので、最近の小松菜はチンゲンサイとかと交雑させてあるのだと聞いたことがあります。

「経済合理性が理由で流通には乗らないけど、味は美味しい」

そういう野菜は、自分で育てるしかないのですね。

この小松菜を軽く炒めて味噌ラーメンの上にドカッとのせたやつ、美味いんだよなあ。

さて、そんな美味しい早生丸葉小松菜。

今年は5回に分けて播くことにしていて、8月29日に播いた第一段は20日強でこのぐらいになりました。もう収穫しても大丈夫な大きさです。

このぐらいの、少し若採りのやつがまた美味いのです。

種を播いてからは、一回だけ軽く間引きして株間を2~4cmにしただけで、除草は特にしていません。小松菜のほうが成長が早く、雑草たちは小松菜の陰でひょろっと生えているだけです。

第二段は9月13日にまいて今日間引きしておきました。第三段は来週、第四段は10月10日、第五段は10月の下旬に播く予定です。

今の時期のあっさりしたやつもいいけど、10月に播いて真冬に採る濃いやつも楽しみだー。

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