うちのニンニクは、早生のと晩生のを二種類植えるのが定番になりつつあります。
早生のは5月に採れるのがいいし、晩生のは一片が大きくて来年の4月まで十分使えるほど芽が出にくいのがいい。
この二種類で、一年中ニンニクが途切れないのでとてもありがたいのです。
品種は早生が中国産のスーパーで売ってたやつ、晩生がニューホワイト六片で、早生の方は自家採種を二回繰り返し、今年で三作目。ニューホワイトは自家採種一回で今年が二作目です。
今年は4月が寒くて、5月も雨が多くて、生育はかなりゆっくりな感じでしたが、さすがに早生の方は十分太ってきまして、昨年より10日遅れながら、本日、全部収穫しました。
20mの畝に3条植え、株間は20cmなのでほぼ300個。(途中で消えたり、待ちきれなくて試し掘りしたのが50個くらいあるけど)
最初は3個/100円のやつを二袋分植えたのが、自家採種を繰り返して三作目でこの数になるとは、ちょっと出来すぎかも。
とはいえ、今年は3条植えにしたのが影響したのか、茎は僕の小指くらいとかなり細めで、玉も去年より若干小粒な気がしました。

まあでも、茎の貧弱さの割に地下部がそれなりにちゃんと育っていたのはよかったです。
というか、早生の品種には大きさはあまり求めていないので、これで十分。
むしろ、肥料は植え付け前に鶏糞を少なめにまいて耕したのみで、追肥はあげてませんし、除草は3月に春の草を土ごと削っただけなので、4月以降に生えてきたスギナとかポピーみたいな雑草に埋もれて草ボーボーな感じになっていた割に、かなり良くできたなーって印象です。
ニンニクって、あまりいろいろ手間をかけないほうがうまくいくのかもって気がしています。
ただ、4月以降の除草をしてなかったところに、5月が結構じめじめしてたので、一部、さび病が発生した場所がありました↓


でも、このさび病が収穫物に影響してたかっていうと、そうでもないんだよなこれが。
玉は普通に太ってたし、特に腐りやすいとかはないみたい。

そして今のところ、隣の畝のニューホワイトにもあんまり飛び火してないっぽい。
さび病って、見た目が結構ヤバめなかんじするけど、そんなに心配しないでいい病気なのかも。
・・・とか思いつつも、
来シーズン用の種球は掘り取り時に選別して、一応、さび病にかかっているものは弾いておきましたけども。

種用の球は、
地上部が生き生きしてて、
玉の形がよくて、
さび病などの病気にかかってなさそうなやつで、
引っこ抜くのに難儀するくらい根張りがいい個体
を中心に選び、遺伝的な偏りを防ぐため、いくつかは小さい個体とかも入れました。
そして、あとでわからなくならないようにオレンジのかごに入れて、食べる用とは別にしておきます。
で、
種用以外の掘り取った分を全部一輪車に載せるとこんな感じに。

一輪車に満杯です。
これに加えて、左に生えてるニューホワイト200株が控えてるって、僕らどんだけニンニク食べることになるんだろ今年(笑)
まあそれはさておき、
今日明日は晴れるっぽいので、
この前耕して更地になっているところまで一輪車を転がし、そこの土の上に適当に並べて、明日まで丸一日地干しすることにして、今日の収穫作業はひとまず終了です。
その後の乾燥についてはちょっとまだ未定。。。
ニューホワイトと合わせて400個強だけど、蔵の軒下に全部入んのかな?
とか思って、
とりあえず編んで蔵の軒柱に引っ掛けてみた。

うん。
これ、インテリア的になかなかいいんじゃない?
これなら、20束くらい部屋の中にあってもおかしくはn・・・
いやいや、20束は絶対おかしいし、たぶん匂いがやばいよな。
ってことで、
なるべく早めに機動的かつ積極的に食べて応援する方向で調整する所存。
まったく、うれしい悲鳴だわ。
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