スイートコーンは彼女の大好物で、
(当然、植えるよね・・・?)
っていう無言の圧力によって、毎年必ず植えることになる作物でして、今年の春作はピーターコーンという品種を60株強育てています。
種まきは2段階に分けて行い、1回目が4月6日、2回目が4月10日で、どちらもセルトレイに播き、葉っぱが2.5枚くらいの小さい苗を移植しました。
株間は30cmで、二条植えです。
今年スイートコーンを栽培している場所は、昨年大豆を植えたもののカメムシにやられて収穫がゼロだった場所で、大豆根粒菌が固定した窒素分がふんだんに残っていると思われたので、最初から無肥料で、黒マルチをしただけ、あとは収穫まで追肥も何もしていません。
それでも今年のスイートコーンはぐんぐん育ち、結果的に、皮を剥いてヒゲも取って240g=普通にスーパーで売ってるサイズの穂が収穫できました。
ズッキーニの時も思いましたが、根粒菌の窒素固定能力って、かなりすごいですねー。
今年は、スイートコーンの絹糸(めしべ)が出たタイミングで本格な梅雨になりました。
そのせいか、若干先端不稔気味なのですが、下の方はびっしり詰まっていて出来はいいです。先端不稔じゃなかったらむき身で260gくらいになっていたかもしれません。
あと、無農薬スイートコーンの天敵アワノメイガは今年もそれなりに発生していて、上の写真の穂にも一匹ずついたのだけど、なぜか皮のところだけを食害して、実の部分は全く食われていませんでした。
上の3本のうちのひとつは、受粉から十日後くらいのわりと早い段階でアワノメイガの食害痕を見つけて、「あー、この穂はもうだめだ。終わった。これ実まで食われるやつだ・・・まじでアワノメイガ絶滅してほしいわー」って落胆してた穂なんですけどね。実は食われてませんでした。
皮だけ食われて実の前で食害が止まるのは、ピーターコーンという品種の特性なのかも、とか思ったりもしましたが、よく分かりません。うれしい謎現象です。
今日のスイートコーンは、今年の初物ということもあり、熱湯に塩を入れて3分茹でただけで、シンプルに食べました。もちろん朝採りで。
楕円のルクルーゼを火にかけてから収穫に行ったので、もぎ取りから茹でるまで10分もかかっていません。
ついでに初物のトマトも添えて。
これだけでもう最高の朝食でした。
(あ、これを書いてるのはこの日の夜なのだけど、夕飯にも1人2本ずつ食べました。どんだけとうもろこし食べんだよ!っていう生活の始まりです)
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