秋の万願寺は元気がいい、そして青黒い

果菜類

梅雨の長雨→8月の猛暑の劣悪環境コンボでいまいち成りが悪かった万願寺唐辛子なのですけど、ここにきて盛り返してきました。

鉄筋棒を一本立てて細いジュートひもで結んだだけの適当誘引だったため、夏の間にひもが腐ってほどけ、株が好き勝手な方向に倒れたままで、畝がだいぶカオス状態なわりに、二人では消費しきれないほどの量が次々に着果しています。

長さも長くなってきて、品種本来の12cmくらいになってきました。

追肥とかは特にしてないので、単に長袖シャツで少し肌寒いくらいの最近の気温が万願寺の生育にちょうどいいみたい。

そんな万願寺なのですが、

涼しくなってからの果実は色が青黒いんですよね。夏の間はそうでもなかったのだけど、今の季節は日光が当たる面がまっくろになっています。

個人的には、このつやつやで青黒い感じがとても魅力的で食欲をそそる色だなー思うし、実際、涼しくなってきてからの方が柔らかくて味がいいと感じるのですけど、農家の人にとっては黒くなると売れなくなるので厄介な性質らしい。確かに初めて見た人は驚くかも。

でもこれはこれで、「黒万願寺」とか言って、この黒さをポジティブに押し出していってもいいと思うんだけどな。黒いのも味はすごくいいので。

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