昨年の暮ごろの話になりますが、台風並みの大風で裏の崖の杉の葉が大量に落ちて母屋の屋根を埋め尽くしたのを、年末の大掃除もかねてブロワーで吹き飛ばしていると、お隣のうちのミカン畑でなにやらモソモソ動いている塊を見つけました。
よく見るとそれはキジトラ柄の猫で、一瞬、つゆが脱走した?とも思ったのですが、ぱっと見で明らかにつゆよりでかいし、柄の感じも違う。
となると、ここ一年姿ほど姿を消していたつゆの母親か?
うーん・・・眼鏡をかけてない僕の視力で、屋根の上からだといまいちわからん。
ということで
屋根の上から、「つゆのお母さん来たかも!!」と、リビングにいる彼女に電話をかけると、猫好きの彼女はすぐに飛んできました。
つゆのカリカリ持参で(笑)
猫の方は、餌をもらえるとわかるとすぐに彼女にすり寄ってきて、ガツガツとカリカリを食べ始め、そのまま暫し触れ合いの時間が流れたのち、つゆのお母さん説を全否定する事実が判明したのでした。
「この子、タマタマあるwwww」
だって。
そこで僕も下に降りて確認すると、確かにめっちゃオス顔で、恰幅が良くて、高級シャインマスカッツ並みの大粒のタマタマが2つ付いていました。
1年半前につゆが来てからというもの、すっかり猫派に転向した僕としては、新たな猫登場は単純に喜ばしいことですし、昨年の夏に蔵にネズミが住み着き、採種用のズッキーニを食い散らかされたこともあって、ネズミ捕り的な意味でも、外猫がうちの敷地をうろうろしてくれるのはとてもありがたいことなのです。(その点、完全室内飼いのつゆさんは全く役に立っていませんので)
それから年が明け、しばらく様子を見ていましたが、どうやらうちの庭が気に入ったらしく、ここに定住することに決めたようです。
名前は・・・
離れに住む義妹(ただいま絶賛「鬼滅」にハマり中)によって、茶々丸(という猫のキャラクターがいるらしい)と命名されていました(笑)
おいおい、そんな流行りものでいいのかー?
ま、本人は返事してたからいいか。
さて、
そんな茶々さんなのですが、
最近は、僕が大工仕事をしている横で、木くずの山の上で丸まって爆睡しています。
電気カンナや丸鋸の爆音も全く気にしていないようです。
のどが渇くと僕の研ぎ作業を邪魔しにきて、お前は野球部の高校生か!という勢いで蛇口から直飲みしてます。
他にも、外の二層式洗濯機の周りで彼女の仕事を邪魔したり、とにかくべたべたべたべた人間にくっついてるのが好きなようです。
まあ、べたべた過ぎてたまに邪魔だけど、餌だけもらってそっぽ向くよりは全然いい。
肝心のネズミ捕り能力についてはまだ未知数ですが、外作業中の癒し要因としての資質は十分なので、とりあえず今後もしばらく匿っていくこととします。
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