彼女の祖母が茶業家から嫁に来たということもあり、うちの敷地内には 所々にぽつぽつとお茶の木が生えています。
彼女の子供のころはもっとたくさん(全部あわせてで1町歩も!)あったらしいのですが、いつのころからか、品種のはっきりしない実生の茶の木の茶葉の買い取り手がいなくなり、それに伴ってだんだん手入れもされなくなり、やがて普通畑に転換したり売却したりして、今では畑の隅に4列、総延長40mほどの畝と、所々に点在する茂みを残すのみとなっています。そしてそのどれもが、経済樹齢をとっくに超えて、もはや古木の域に達していまして、葉はカサカサで、春に出てくる新芽は小さく、その量も少ないのです。
なので僕も彼女も、このお茶を利用する気は毛頭なくて、毎年毎年、ヤブガラシやママコノシリヌグイなどの厄介な蔓雑草に埋もれて、あまりにみすぼらしい感じになってようやく、電動バリカンで散髪するような感じで管理してきました。
が、
今年はふと、
「この茶葉で紅茶作ったらどうだろう?」
と思い付き、二人でかごいっぱい分の茶葉を手摘みして、一から紅茶を手づくりしてみました。
作業の流れとしてはこんな感じ↓
こ、これは、
完全に紅茶!!
それも、なかなかに美味い紅茶!
渋みや苦みは全然なくて、若干青臭い茶葉っぽさが、ちょうどいい感じのさわやかさ。
これには二人とも結構感動して、
「紅茶、普通に作れるじゃん。毎年の恒例行事にしようこれ」
と、来年以降、毎年作ることを即決したのでした。
僕的には、自分の思ってたよりだいぶちゃんと紅茶で、また一つ興味の対象が増えたというか、もうすでに新しいお茶の畝を作りたくなっています(笑)
畑、果樹と来て、ここでまさかのお茶栽培に片足を突っ込みそうな予感。
ちょっとそそられると、何でもかんでも育てたくなる癖、そろそろ自重しないと時間がいくらあっても足りなくなりそうです(苦笑)
コメント
はじめまして!
野生の虫について、面白く書いているので、興味深いです♪
恋愛話も好きなので、年上彼女との出会いや熱愛の話が聞きたいです!