梅干しを干す異常に暑いお盆過ぎ

畑のいろいろ

今年は豊作の年だった梅。

うちは豊作でしたけど、全国的にはかなりの凶作だったらしく、市場価格もわりと高めでした。

それが理由なのか、今年はうちの梅も結構売れて、少ない販路ながら、3万円くらいの売り上げにはなりました。

うちの梅は農薬による防除を全くしないので、すすカビ病とカイヨウ病がでていて見た目は悪いのですが、それでも声をかけてくれる人のつながりがあるのはうれしいことです。

こればかりは、彼女の人に好かれる性格のなせる業だなーと日々感心しています。

さて、そんな梅なのですが、うちでは毎年、自家用の梅干しも仕込みます。

まあ、仕込むといっても、16%の塩で漬けて、梅雨が明けたら3日ほど天日干しするだけなので、作業はとてもシンプルで簡単なのですけどね。

そのシンプルさのわりに、樹上で黄色くなるまで完熟した梅で作る梅干しの味というのが、わりと想像を超えるレベルで美味なのですよ!

普通に梅干しとしても、梅肉ソースの炒め物でも、砂糖と合わせてデザートでも。全部超うまい。

肥料もやらず、剪定もたまにしかせず、それでも勝手に大量に成って、しかもこの美味しさ。

梅、有能すぎるわー。

とか思いながら、

今年は、大きい梅を10㎏、小梅を5㎏漬けまして、お盆が過ぎた8月の20日ごろ、晴天の続く日を狙って天日干しにしました。

ほんとは梅雨明け後すぐの一番暑い時期に干すべきだったのでしょうけど、今年はお盆を過ぎても異常に暑かったので、全然大丈夫でした。

異常に暑すぎて、お盆前に蒔いたニンジンが発芽しなかったり、ナスの成りが止まったりして、畑にとってはだいぶ深刻な気候だったけど、梅を干すには良かったです。

2日干したところですでにいい塩梅に乾燥していたので、3日目を待たずに天日干しを終了しましたからね。

おいおい、2日で梅干しが出来上がるなんて、どんだけ暑かったんだよ・・・っていうね。

生梅の状態だと、「うわー、これ超大量に梅干しできるじゃん!」って思ったのだけど、塩漬けにして梅酢が出てしまうと嵩は半分くらいになりまして、大梅小梅とも1瓶で収まりました。

これなら一年で消費しきれそうです。

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