今年の茄子は、水茄子です。
品種は「越前水茄子」という福井の固定種のもの。
僕の中で、水茄子って水をたくさんやらないと成らないんじゃないの?っていう思い込みがあったので、今年になるまで栽培したことがなかったのですが、とりあえず今までのところはよく育っています。
今日梅雨が明けて、しばらく猛暑の日が続くっぽいのだけど、ここからどうなるかというのはまだ未知数。
でも、去年やった仙台の長茄子よりはポンポン実も着くし、色も濃くて綺麗で、栽培自体はしやすいなと感じています。
(種袋の写真と比べて、若干真ん丸すぎるような気もしなくもないのだけど、これ、水茄子でいいんですよね・・・?)
で、この水茄子、何がいいって、
めっちゃ美味いのです!
野球ボールくらいの大きさの実は、手で持った感じは結構固めなのですが、その感触に反して、皮の歯切れがとてもいいの。
実質はみっちりむっちりしてて、これはソテーや油炒めにすると一番よくわかりますが、他の茄子みたく油を吸わないのですよね。
油が入っていく間隙がみちみちな肉質で埋まっているようなイメージです。
いままで僕の中での水茄子のイメージって、「漬物用。ぐじゅぐじゅで水っぽい。加熱は向かない。煮崩れる」っていう感じだったのですけど、実際は割と真逆な特徴を持っているっぽくて、麻婆茄子でがっつり加熱しても、しっかり食感が残って食べ応えがありました。
梅雨明け後のこれからも成りが安定しているようであれば、うちの茄子は毎年これでいくかも!
そんな風に思えるほどに、食感や味がとてもよかったです。
今年の茄子は、この水茄子しか栽培していなくて、他の品種との交雑の可能性もないので、どっさり自家採種して種を大量に確保する予定です。
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