梅雨入りの前にしたことなど

畑のいろいろ

僕らの住んでいる地域は先日梅雨入りしたようで、天気予報を見る限りこれからしばらくはなかなかダウナーな天候になりそうです。

ほんと、いちばん昼間が長いこの時期に梅雨の時期を被せてくるあたり、神様は日本人の生産性を下げようとしているに違いない。

というのは冗談で、お天道様には逆らえず、むしろこんな天気なのをいいことに強制的に休息期間に入っている今日この頃。毎日昼間っからギター弾いたりして、キリギリス的遊民生活を送ってます。

とはいえ、5月下旬の最後の晴れの期間にはアリのようにいろいろとせわしなく作業して、梅雨支度もちゃんとしていました。

玉ねぎとニンニクの収穫とか、グリーンピースをひと畝丸ごと全部採ったりとか、落花生の種まきとか、ネギの種採りとか。ほかにもいろいろ。

早生ニンニクは5月中旬、ホワイト六辺は下旬。
グリーンピースは20mの畝一列で一輪車てんこ盛りになった。この日の夕方に友人を招集し、その日のうちにむき身にして冷凍庫へ。
梅雨前に結球したオリンピアレタス。樹液が滴るとれたてはほんと美味い。
吊るす系の保存は蔵の軒下へ。ニンニクは売るほどある。玉ねぎは1年分ないかも。

自家採種を4回繰り返して、これで5シーズン目のニンニクは、欲張らず素直に二条植えして、2品種で600個くらい採れました。去年は3条植えや4条マルチ栽培なども試して1000個とか植えてたけど、結局2条植えの600個くらいが、除草の手間や干すスペースとかを考えるとちょうどいいという結論になりました。やはり、スペースに余裕のある2条植えだと、玉の大きさも適度に大きくて、そろいも比較的いいような気がしてます。

玉ねぎに関しては、今年も苦手意識克服できず。追肥どころか今年は元肥もやってないので、全然球が太らないですね。大きいやつでもテニスボールくらいまでな感じ。明らかに肥料不足が収量に直結してる気がするので、やっぱし玉ねぎは油粕てきなもので施肥をした方がいいのかもしれません。

春作で保存が効く野菜は、あとはジャガイモくらいかな。この間試し堀したら、植え付けから2か月経ってないにもかかわらず結構立派にイモができてたので、もうそろそろ掘ってもよさげな感じは出てました。でもジャガイモって収穫期と梅雨の時期が絶妙にかぶるから、なかなか掘るタイミングがないんだよな。

ネギの種は梅雨入りの前日に坊主ごとすべて切り取ってトロ船で乾燥させ、合計2dlくらい採れたので、来年はこの種で春の端境期用に小葱を大量生産する予定。

梅雨入り数日前にまいた落花生は今日見たら結構発芽してて、発芽率は95%くらいあったかな。今年の自家採種の種も品質は悪くなかったですね。

こうして書きだしてみると、結構ちゃんと畑仕事してますな。

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