うちのサンバー、しばらく3気筒で走ってたっぽい・・・

畑の道具

此間の日記に書きましたが、今年の冬は、毎週日曜日の早朝に薪活をすることになっています。

いつもの造園屋の土場までは、だいたい僕が運転して彼女が助手席なことが多いのですが、年末の日曜日、忘年会の酒が抜けきらない僕の代わりに、彼女が運転していったことが一回ありました。

その時、久しぶりにサンバーに乗った彼女が近所の坂道を登って曰く、

「なんかパワー落ちてない?」

と。

そういわれてみれば確かに、この坂、空荷で3速まで落とすほどの坂だっけ?と少し疑問にも思ったのですが、走行距離9万㎞の30年落ちで、オイル下がりの白煙もあるし、エンジン各部が摩耗して圧縮が落ちているだけなのでは?と、その時は彼女の言葉をあまり気にせず受け流し、その後も毎週日曜の薪運搬でガッツリ過積載して、限界突破で酷使し続けていました。

でもやはり時折、

「いや、確かにパワー落ちてるかも?」

と思うこともあって、ここのところ暖機運転時のアイドリングが不安定なことも気になったので、この前、仕事の昼休みに近所の整備工場に寄って診てもらうと、

「これほんとにオイルの煙?なんかアイドリング不安定過ぎない?プラグ死んでんじゃね?」

ということで見てもらうと・・・

「あーやっぱり1番のプラグ死んでるよー、これが生ガス吐いてんだわ。3気筒で走ってんねこれ(笑)」

だって。

3/4で走ってたら、そりゃあパワーないわけだよ。

でも冷静に考えると、1気筒死んだ状態であんなに薪積んで坂を登ってたのが凄すぎるし、1気筒死んでんのに高速のって85㎞/hも出してたとか、ほんとマジごめんだよ、サンバーちゃん( ;∀;)

ってことで、その場で仮のスパークプラグを挿してもらい、その日のうちに交換用プラグをアマゾンでポチリました。9万キロというタイミングなので、死んでる1番だけじゃなく4本全部交換です。

新品のプラグの型番はBKR6E-11

うちのサンバーちゃんはターボなしのノーマルなので、プラグの熱価は5番が純正なんですが、薪を過積載した状態だと結構高回転で回す場面が多いため、番手をひとつ上げ、より冷えやすい6番にしてみました。

冷えやすいということは即ちかぶりやすいということでもあり、オイル下がりのために不完全燃焼が起こりやすいうちのサンバーに6番を使っていいのかはちょっと不明。

ま、かぶったらその時は5番に戻せばよかろう。一本500円だしな。

ってことで、プラグが届いた日の夜に、早速交換作業をしてしまいました。

交換に使用する工具は、16mmのソケットレンチとエクステンションバーだけです。

エクステンションバー+16mmプラグソケット
プラグは奥まったところにあるので、エクステンションバーが必要なのです。

一般的なソケットレンチのサイズは、12、13、14、15mmときて、その次は17mmと、16mmのところでなぜか1mm飛んでいるのですが、スパークプラグのナットのサイズがその16mmなんですね。逆に言うと、16mmのソケットレンチというのはある種の特殊工具で、スパークプラグ交換の時くらいしか使いません。

なのになぜか僕の工具箱に入ってたんだよなコレが。

いつ買ったかは全く思い出せないんだけどね。いやまじで、いつだっけ?

そんなことが、工具が増えてきたこの頃は良くあります。手持ちの工具の把握をちゃんとしないとなー。

などと思いながら、いつの間にか16mmソケットを買っていた過去の僕に感謝しつつ、スパークプラグ交換自体はめっちゃ簡単な作業なので、5分くらいで終了。

エンジンをかけてみると、圧倒的に安定してるアイドリング!

エンジンが冷えているときに特にひどかった、とぽとぽ息継ぎをするような不安定感が消え、太く一定な排気音。

これは早く乗ってみたい!ってことで、

次の日の早朝、早速いつもの土場に行ってきました。薪集めに。

先週に引き続き、コナラ、カシ、クヌギを大量にゲット!

もうね、うちを出てすぐにパワーの違いが判りましたよ。

いつもなら3速もしくは2速で登る坂を4速のまま軽く登り切りましたし、一番感じたのが、レスポンスが全然違いました。アクセルを踏んだり離したりにキビキビ反応して、今までのようなもったり感が全くない。

帰りの坂も、いつもなら2速、へたしたら1速まで落としてたところを3速で登ってしまいました。無理にふかすこともないためエンジン音も全然煩くない。

逆に今まで3気筒で無理させてたんだなーと。少し反省。

でも同時に、「クックック、これで来週以降も薪を満載にしてゴイゴイしばき倒せるぢゃあないか」と沸き上がるブラック思考(笑)

サンバーよ、あと5年くらいは頑張ってくれー

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