5月31日に、雌花だけが咲いて雄花が咲かないので、ダメもとでズッキーニの花粉で人工受粉したすくなかぼちゃ。
その1週間後には肥大開始を確認しまして、その後も順調に肥大を続け、受粉から25日経った今日確認すると、めっちゃ大きくなっていました。
すくなかぼちゃってこんなに大きくなるんだな。
西洋かぼちゃは、受粉から25日ぐらいで果実の肥大が止まり、そのあとはでんぷんを蓄積するだけらしいので、大きさはこれぐらいで頭打ちになりそうですが、逆に、ここまで大きくなったならば、あとは収穫まで順調にいきそうですね。
ダメでもともとでやってみたズッキーニとの種間受粉、全然問題ないわ。
うれしー。
この果実を人工授粉した後は、雄花も順調に咲き始め、今ではほぼ全部の蔓(6株×3本仕立て)に着果しました。蔓によっては2果着けたところもあります。
先日21日に最後の果実を人工授粉し、この後は完全に放任にする予定。
固定種だからかわかりませんが、株によって1番花が25節ぐらいに着くものもありまして、着果のタイミングも20日ぐらい幅がありましたので、収穫のタイミングも20日ぐらいずれるはず。
自家用としてはちょうどいい感じかな。
ちなみに、今回のかぼちゃも無肥料です。
ただ、この場所は5年前に大量の剪定枝チップを敷きこんだ場所で、現在は全面が30cmぐらいの深さまでふかふかの腐葉土みたいになっています。
なので無肥料でもこの樹勢。畝から3m先の鹿よけネットをすり抜けて、茶の木の生垣を侵略しています。
ちょっと強すぎるぐらい?
ここの土壌に大量に生息するであろう微生物がいいのか、フカフカで空気層が多いのがいいのか、要因は良くわかりません。
いずれにしても、かぼちゃに限らず、このエリアに植えた植物は無肥料ですくすく育ちます。(雑草もかなり勢いがいいのですが)
基本的に無肥料でいいのは、楽でいいですね。
この土の状態をうまいこと長期維持していきたいなあ。と思うと同時に、剪定枝チップを使った炭素循環農法的アプローチにかなり可能性を感じている今日この頃です。
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