垂木欠き用の溝切り治具を作ってみた

セルフビルド

105mm角の垂木の木取りが終わり、今日はとりあえず半分の11本を、棟木側は返し勾配で切って、軒側は直角に切りました。

同じ寸法で何本も作るので、もちろん尺杖を作って。

といっても、柱の尺杖を流用しただけですけども。

で、今日中に22本全部やってしまってもよかったのですが、なんとなく雲行きが怪しかったので、午後から彼女の仕事の配達に付いて行って、ついでに僕の銀行の用を済ませて、食料のまとめ買いして、金物屋に頼んでた物取り行って、師匠の家に新玉ねぎ届けて、って感じでいろいろと外出の用事を済ましてきました。

帰ってきたのは5時くらいで、日暮れまでまだちょっと作業ができる時間だったので、この前タイトボンドで接着してクランプしたところで止まっていた溝切りの治具を仕上げて、端材で試運転してみることにしました。

この治具、機能的には、

桁とか棟木に垂木が乗る部分の欠き込みを、電気溝切りを使って、キッチリ3寸勾配でまっすぐ作る。

っていうのを狙って、適当に図面書いて、何となくこんな感じかな?っていう軽いノリで作ってみたのですけど、試運転してみた結果、これがなかなかいい感じにできていまして、実用上全く問題ないレベルで使えそうです。

横から見たところ
裏側

今のところ、現在刻んでる倉庫も、将来的に建てる家も、屋根の勾配は3寸勾配なので、この治具も3寸勾配専用です。

師匠が使ってる市販の垂木加工治具は、金属製の勾配をいろいろ変えられるやつで、見た瞬間に「うわーめっちゃほしいコレ!」って思ったのですけど、「これ4万ぐらいするよ」っていうのを聞いて、「いや、それなら最悪手で加工するからいいや」って萎えてたんですよね。

でも、今日試運転してみた結果、手作り治具で全然大丈夫な感じがしました。

この治具一番の懸念事項だった、「ちゃんと墨線通りにまっすぐ掘れるのか?」っていうのも、クランプせずに手で押さえただけで、想像以上に墨線通りに切れていたので↓

それと肝心の勾配に関してですが、

今回の倉庫の設計では、峠墨は120mm幅の桁の天端と同レベル、勾配は3寸なので、垂木の欠き込みは桁の芯から始まり、欠き込み長さは60mm、最大深さは18mmになります。

この治具の設定上、溝切の刃を23mm出すと、ちょうどその寸法の欠き込みが掘れます。

といっても、これは材がまっすぐな場合で、材の曲がりを考慮すると、桁の芯墨から面までの距離は2,3mm変わって、それに伴って、欠き込みの深さも±1mmくらい変わり、それに合わせて溝切りの刃の出を調整する必要がある・・・

はずなのですけど、

正直、溝切りの深さの微調整をその都度するのがめんどくさそうなので、全部面追いで、一定の欠き込み深さ&長さでやっちゃう予定。

というのも、3寸勾配の場合、深さが1mm変わると、長さは3.3mm変わり、深さの調整がめっちゃシビアだから。

それに実際、この治具自体のたわみなのか何なのか、深さにはその都度0.4mmくらいの誤差が生じるようで、長さ方向は1mm前後ブレるっぽいので。

そのレベルの精度のブレは、木の柔軟性が吸収してくれそうだし、垂木を受ける桁の素材は4面モルダー加工済みなのでそんなに歪んでないし、まあいいかーって割りきります(笑)

師匠も、「結構、面追いでやっちゃうことが多い」っていってたし。

結局、垂木はタルキックとかで止めるので、欠き込みはまあ、垂木の転びを抑制する補助的な意味で機能してくれればいいかなって感じです。

そんなわけで、この治具、

適当に作った割にちゃんと機能してくれそうでひとまず安心しました。

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