今年の枝豆は、4/10に第一弾を播き、それから一週間ごとに128のセルトレイに1枚ずつ、合計8回、時期をずらしながら種を播いてきました。(気温が十分に上がって安定した第6弾からは直播きです。)
種子は昨年自家採種した極早生種「げんき娘」が基本で、第3弾だけは「早生大豊緑」という茶毛品種を使いました。
自家採種の種子は発芽率がかなり良く、かつ、発芽後の苗の異常なども少なく、128個のセルのうち大体110個くらいは正常な苗が取れたので、畑に植え付けた量も去年より若干増えたような気がしました。
そんな枝豆たちが、今、最盛期を迎えています。
4/10に播いた第1弾のロットは、七夕の夜に友人を呼んで庭先で開催した「焼きトウモロコシを味わう会」の時に最初の収穫をして、7/10日くらいから本収穫を始めまして、今は全て食べてしまいました。
7/21の本日は、4/17に播いた第2弾のロットが完全にぷっくり膨らんで収穫適期後半を迎えている感じです。
4/24に播いた第3弾の早生大豊緑はあと3日くらいでピークを迎えそうな様子です。
つまり、
ここ半月は毎日枝豆を食べまくる生活が続いているということ。
それも、普通に食べまくるって感じじゃなく、「ダメだ、さすがにもう食えねえ、腹がくちぃ」(これ方言なの?)っていうレベル。
さらに、数日前に最後の収穫が終わるまでは、スイートコーン600本祭(なんの祭りだよ)を毎日開催してたので、最近は、高カロリーな主食っぽいものを食べまくっている感じがします。こうなると自給自足している感じがめっちゃあって、なんか嬉しい!
カメムシ対策として、二年前に枝豆栽培に防虫ネットを導入してから、無農薬でも高品質な枝豆が安定的に収穫できるようになりました。
真夏の今の時期でもカメムシ害が皆無なのはほんとにいいです。
カメムシに吸われて変な味になった枝豆ほど悲しいものはないですから。
また、カメムシ対策の副次的な効果として、シロイチモジマダラメイガの幼虫が全く入らないのもだいぶ嬉しいです。
幼虫が入ってない枝豆なら、中身を確認しないで、ノールックでパクパク食べれますんで。
ネットをかける手間も慣ればそんなに大変じゃないし、中耕一回で草もあまり生えないし、防虫ネット栽培は思ったより全然手間がかかりません。
背丈の関係で、利用できる品種の制限はあるけど、最近の品種は結構背の低いものも充実してるから、そんなに問題にはならなそう。
とりあえずこの「げんき娘」は、ばっちりネット栽培に使えてます。
ちなみに、昨年の種苗法改悪以後、登録品種であるこの「げんき娘」は、自家利用の範疇を超えての自家採種が禁止になったのだけど、その一方でこの品種、今年からメーカーのカタログに掲載されなくなったので、もしかしたら早期の登録抹消になる可能性もあって、そうなれば生産物の販売にも制限がなくなるので、それまでは自家用として細々と自家採種していくつもりです。
販売用の品種は、「大豊緑」の他にも登録品種じゃないやつをいくつか見つけとかないとなあ。
背丈が低くてネット栽培に向いてて、味がいい品種、どれがいいだろうかね?
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