昨年、食べきれずに余ったシワシワのジャガイモを種イモにして、それが想像以上に普通に問題なく採れたのをきっかけに、「種イモは毎年購入しましょう」っていう園芸書の文句が種イモ業界の陰謀なのでは?と思い初めまして、今年も昨年の収穫物を種イモにして栽培することにしました。
自家採種の種で2回目の栽培ということですね。
品種は男爵で、種は例年通り蔵の中で段ボールに入れただけで放置していたもので、保温も何もしていません。今年の冬は氷点下10度近くまで冷え込んだ日もあり、蔵の中もほぼそれくらいまで冷えたはずですが、発芽は全然問題なかったです。凍ったりはしなかったみたい。
そのイモを、いつも通り、播種日の数日前に切り、そのまま日陰で乾燥させてから播きました。
播種日は4/9で、これもまあめっちゃ遅くて、春が暖かかった今年は、近所の畑のジャガイモがとっくに芽を出したころでした。これだけでも僕のジャガイモ栽培に対する適当さがわかりますね。
草取りは、5/4の芽かきの時に中耕と土寄せを兼ねて一回しただけで、あとは放置してました。なので収穫時にはかなり草ボーボーな感じになっていました。
それでも、
結果から言うと、今年も普通に採れました。
種イモはだいたい40gに切りそろえて植えて、それが20倍くらいになってる感じで、20mの畝に1条植で一輪車満杯の収穫になりました。これで1年間イモに困らない!
生育の途中の様子などを見ても、ウイルス病や疫病も無くごくごく普通。
ジャガイモの植物としての強靭さに甘えて、今年も自家採種イモ&植え付け時期超適当&放置栽培でしたが、全然問題なかったみたい。
とりあえず、自家採種イモでの栽培2年目は成功といっていいでしょう。
自家採種イモといえば聞こえはいいものの、普通に食べきれなくて余ってシワシワになったやつだからなあ。ジャガイモってほんと経済的だわ。こりゃ来年は自家採種3年目で栽培するしかないですね。
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