離農する近所の農家の方から、クボタの管理機マルチャーを買いました。
TA800Nという管理機に、藤木農機のハッスル平畝ロータリーマルチというマルチャーがついているやつ。
去年の4月に新車で購入して、現在までの稼働日数は十数回という、かなり良コンディションな機体です。
「農機具は使えればOK」な僕らからすれば、ほとんど新品みたいなもんです。
管理機マルチャーって、結構みんな使い倒す機械らしくて、いい状態の機体があまり中古市場に出ないんですよね。
かといって新車は50万。
あればすごい楽だけど、いまだ家庭菜園の域を出ない僕らに50万の機械はちょっと高すぎる。。。
せめて30万ぐらいで何とかならんかな。
と思っていた矢先のお話だったので、結構奮発して、お礼は半額以上出しました。
農家さんの畑で試運転させてもらった時、
一瞬で、「うん、これはもう買うしかない」
と思ってしまいましたね。
人力だと、
耕運機で耕す→鍬で畝作る→レーキで均す→マルチ張る→鍬で土かける
という作業をしてたわけですが、
その作業がまるまるホントに一瞬にして終わってしまうのですから。
実際にやってみると、おおー!と感激します。
正直なところ、僕らはガチの農家として農業だけでやっていくつもりは今のところあまりないんです。
彼女も僕も、本職はまた別に持っているので。
ただ、その本職が自営であり、性質上農業とクロスする部分が多い分野なので、これから少しずつ、自分たちのペースで農業を取り入れていく計画です。
だからこれからしばらくは、多くの既存の兼業農家のように、自分たちの土地を耕しながらゆるーく農業をやっていくつもりです。
今のところは、余った分を売って、種代+消耗品+土地の税金ぐらいになればいいなと。
そんなスタンスの僕らなので、一瞬でガーっとビニールマルチを張る機械が必要なのか?という点は、自分でもちょっと疑問です。
こういう機械を導入するたびに、「ゆるい農的な暮らし」みたいなのとは乖離してしまうのが実感できるので。
ですが、
圧倒的に楽だし、時短になるのは確かなんですよね。
彼女のうちの土地は、畑だけでも2反あるし、今は草ボーボーのところや果樹林を含めると結構広いので、本業やりながら、農業もそこそこやるとなると、やっぱり機械は買って正解なのかもしれません。
とりあえず、納車からまだ1年も経っていなくて、1度もオイル交換されていないらしいので、オイルを変えて、グリスアップして、いろいろ触ってみることにします。
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