晩生タマネギ、赤タマネギの植えつけ

葉菜類

9月12日と24日に播種したタマネギの苗を植えつけました。

品種はノンクーラ、大阪丸黄、赤玉サラダで、いずれもナント種苗という関西のメーカーさんの固定種です。

播種日がずれているのは、この畑でタマネギを栽培するのが初めてなので、当地の適切な播種タイミングを探るためです。

が、結局のところ、

12日に播いた方は、土の養分が少なかった&条間が狭すぎて除草が雑になったことで、苗の成長が遅く、本日時点では24日に播いた分とほとんど差がないぐらいになっていました。

苗床が無肥料だったので、管理の差が如実に出た気もします。

どちらのロットも、基部の太さは3mm~6mmになっていましたが、4mmぐらいのものが一番多かったように思います。

よく言う「鉛筆ぐらいの太さ」には全然及びませんでしたけど、まあ冬の寒さでなくなる心配はないぐらいの太さにはなってくれました。個人的には、鉛筆ぐらいってだいぶ太くないか?と思うのですが・・・

植えつけ場所は、1か月前に100g/1㎡ほどの発酵鶏糞と作物残渣を混ぜ込み、一昨日薪ストーブの灰をサッとまいて耕してマルチを張った畝、約10mです。

66×7列=462株(ノンクーラ300、大阪丸黄60、赤玉100)

余った苗は2条植えで100株強、マルチなしで栽培してみます。

今回のタマネギ育苗を振り返ってみると、改善点は2つ。

雑草管理と肥料管理です。

まず雑草管理に関しては、条間を20cmぐらいとって中耕をしやすくするか、夏の間に苗床をビニールで覆って雑草の種を死滅させるかしたほうが良いようです。

12日にまいたロットは、条間10cmほどで播いたので、ねじり鎌での中耕ができず、雑草が結構はびこってしまい、苗の成長にかなり影響を及ぼした感じがしました。

また、肥料に関しては前作の残肥があればいけないこともなさそうでしたが、地力が弱そうな場合は、鶏糞等を少々与えたほうがいい気がしました。

今回は苗の数が多かったので何とかなりましたが、2mmぐらいにしか成長せず廃棄したものも結構あったので、そういう無駄を出さないためにも、全部の苗に万遍なく養分がいきわたるように管理することが大切だと思われました。

雑草にしても肥料にしても、タマネギは苗床の養分にかなりシビアな作物に見えましたね。

あと、理想的な苗床を用意できたなら、播種日は9月25日ぐらいが最適なタイミングかな。

 

まあそれにしても、500本以上植えつけるのはなかなか大変な作業でした(苦笑)

これを収穫して干すとか・・・

来年の春はもっと大変だぞこれ。

コメント