待ちに待った梅雨明けで、スクナかぼちゃ収穫

カボチャ

この7月、東京では30日雨が降ったらしい。

確率にすると、97%の日が雨だったということ。

東京ではないですが、この辺もまあ似たようなもので、毎日毎日、嫌になるくらい、何かしらの水分が畑を濡らしていました。

そんな気候に加えて、サル軍団襲撃事件もあり、今年の夏の作物たちはだいぶ満身創痍な感じになっています。8月に入りやっと梅雨が明けましたが、これじゃあ回復は見込めませんね( ;∀;)

  

昨年秋からホワイトクローバーマルチを仕込み、気合を入れて育てていたスクナかぼちゃも同様で、1週間ほど前から葉が枯れ始め、今は冒頭の写真のようにスカスカになっています。

2週間前のサル襲撃の時は、葉っぱが茂っていて果実はほぼ見えなかったのですが、今はぱっと見でどこに実が成っているかが見えるほどスカスカ。

この2週間に何があったのだ・・・?

葉の栄養を果実に贈り切って、枯れたのか?

ヘタのところにくっつけてある受粉日記録のテープをもとに数えると、だいたいの果実が受粉日から40日前後経っている感じ。

つまり、最低でもあと数日は置きたいところなんですよね。本来なら。

しかしながら、葉っぱがここまでスカスカになってしまうと、葉からの養分供給はもうあまり期待できないし、梅雨明け後の強烈な日差しを遮るものがなにもなくなってしまい、果実の日焼けは不可避。

さらに、サルの群れがいつまた襲ってくるかもわからない状況では、これ以上畑に置いておくことの方がリスクが高い気がしたため、本日、全量の30%くらいを収穫してしまいました。

この果実で受粉からちょうど40日経っています。

昨年の経験からすると、スクナかぼちゃは受粉後40日で十分美味しいかぼちゃになるのですけど、本来なら50日以上畑に置いておくものらしいので、無念極まりない。

梅雨よ、来年はほどほどにしておくれよ。

本日の収穫は一輪車いっぱいでだいたい10本ほど。

ざっと見た感じだと、コレの2倍くらいはまだ畑にあります。

それらは、ヘタのコルク化がまだもうちょいなので、あと数日待ってみます。

  

あ、あと、

今日、収穫作業中に、カボチャの生命力を感じさせる面白い発見をしました。

前述のとおり、このカボチャ畑、2週間前にサルの群れに襲撃されているのですが、襲撃に気づいたのが早く、すぐに追い払いをしたため、カボチャは全滅を逃れたのです。(スイカは全滅したけど)

そんなわけで、サルが食べている途中で慌ててほっぽり出したカボチャが、いくつか畑に放置されていたのですけどね、なんと、かじられた箇所がかさぶたになって再生していたのですよ!

この歯形は、直径で5cmくらいの割と大きめの傷なんだけど、完全にかさぶた化して、腐ったりはしていないのです。

この感じだと、保存中に腐ることはまずなさそう。

サル襲撃から10日間ずっとあんなにジメジメしてたのに、カボチャの治癒力は半端じゃないです!

僕、いつも不思議に思ってたんですよ。

「カボチャって、土に直にくっついてても、そこから腐ったりはしないんだよな。すごい免疫力だよな」

って。

今回、サルの歯型のかさぶたを見て、ますますカボチャの免疫力に惹きつけられたのでした。

これを食べれば、コロナなんかに罹ることはないかも?

なんて、出来すぎかな(笑)

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