小屋セルフビルド建前1日目&2日目 その② 「パイプ羽子板かくれんぼ」が最強な件

セルフビルド

初めての経験に戸惑いまくり、「おい・・・思ったより進まんぞコレ」という第一印象を抱いた建前作業なのですが、個人的にグッと来たポイントもいくつかありました。

なかでも一番感動したのが、

胴差が柱にとりつく部分で採用した、タナカの「パイプ羽子板かくれんぼ」という金物の穴の加工が完璧に決まり、胴差仕口がすっごくピッチリ納まったことでした。

今回の小屋建築では、羽子板ボルトはほぼすべてこのパイプ羽子板で統一したのですが、この金物、その構造上、事前の加工がとても難しいのです。

そのため、プレカットならまだしも、手加工でちゃんと加工できるのか?というのは、追っ掛け継の加工に次いで大きな懸念事項でもあったのでした。

柱を貫通したボルトは、梁の木口にあけた穴を通り、パイプ羽子板に到達する

ちなみに、胴差側(オス側の仕口)の穴はこうなっています↓

上の記事の冒頭写真のように、胴差側の穴は、木口先端から165mmの長さ×15mm径のものと、天端から80mmの深さ×30mm径のものの芯同士がコッツンコするように開けなければならず、それをインパクトドライバー&神沢のドリルガイドだけで開けられるのか?というのが、刻み当初は完全に未知数でかなり心配だったのですが、結果から言うと、僕の技量でもうまく加工することができたようです。

今回、このパイプ羽子板金物が、僕の想像していた以上にスムーズにしっかりかみ合って、胴差がぴっちり入ったのはめっちゃうれしかった!!

ボルトを回すたびに、胴差の胴付きと柱がギュッ、ギュッって締まっていくのが超快感!!

この金物、加工は難しいけれど、普通の羽子板金物と比べ見た目がすっごくすっきりしてるので、今後の僕のDIYでは多用すること間違いなしですね。

さらにこの金物には見た目以外にも大きな利点がありました。

それは、芯で引き合うために力の偏りがなく、とてもガッチリ接合されること。

前回記事で書いた通り、今回の建前では、まず地上で柱と胴差を組み、ボルトで接合した後、H字状になった部材をウインチで持ち上げたのですが、柱と胴差がガッチリ接合されていることで、グラグラすることが全くなく、安心して作業ができました。

胴差木口には凸状の加工があるとはいえ、一般的な羽子板金物だったら、こうはいかなかったと思います。

この安定感は、構造の強さに直結してますよ。絶対。

最初は見た目重視で選んだこの金物だけど、強度的な意味でも、この金物を選んでよかったなと、実際に組んでみて改めて実感したのでした。

その③に続く

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