小屋建前10日目、棟木を入れて垂木を載せる

セルフビルド

小屋建前はいよいよ棟木まで到達しました。

普通ならこの段階で上棟式とかやるのかな?って感じだけど、正直、もうこのセルフビルド、最近の僕の生活の一部みたいになってて、出勤前のスキマ時間におもむろに作業をしたりしているため、いまさら「ほーん、で、棟木が入るからなに?」って感じで、特別な感情はないです(笑)

野鳥が巣を造るように、自然に、感覚的に、途切れなく作業を続けてる感じです。

ので、小屋束が入った後、建物二階部分で休憩がてら彼女と二人でお茶を飲み、それを上棟式の代わりとしました。(もちろん後付けで笑)

さて、そんな棟なのですが、

材料は4寸角のヒノキで、全長は約9.5m、それを3本の部材で構成しています。継手は桁と同じく追っ掛け金輪で、大雑把な言い方をすれば、前回の桁とほぼ同寸法な部材なわけです。

ただ、桁と違って梁の仕口や面戸板が干渉することはなく、絡んでくるのは小屋束のホゾだけなので、組み上げ作業はこちらの方が断然簡単でした。

梁の上に足場板を渡して作業できたのも、作業が楽だった理由かもしれません。

棟木を組み上げた後、小屋束の垂直を確認し、下梁と桁の追っ掛け金輪の部分、それと小屋束と棟木の接合部に込み栓を打ちました。

込み栓は、直径6分、素材は樫、一本50円の汎用丸込み栓で、いつもの大工道具屋さんでひと箱まるまる購入してきました。

込み栓の寸法は5分と6分があり、暫し迷った結果、6分にしました。基本の材料がヒノキの4寸角なので、6分でもバランスはとれるだろうという目論見です。

丹呉先生の本によると、4寸角の柱の場合、胴付きから40mmのところに込み栓を打つと、ホゾの破壊と土台などの部材の破断のバランスがいいそうなので、僕もそれに倣い、胴付きから40mmで穴をあけていきました。

あ、あと、6分=18mmの込み栓に対し、ドリルの径は17mmで問題はなかったです。程よくきつく入っていきました。

話が少し前後しますが、込み栓の話が出たのでついでに、下梁の追っ掛け金輪の楔の話をば。

今回、下梁の追っ掛け金輪について、建前作業中に一つだけ迷った個所がありました。

それは以下の写真のところでして、ここ、面戸板と下梁の追っ掛け金輪の楔ががっつり干渉してしまうのですよね。

ここも本来なら、設計時にあらかじめ面戸板の溝を外側にずらすなどの工夫をしておくべきでしたが、時すでに遅し。

ということで、楔を切るか、面戸板を楔のとこだけ少し切り欠くか、の二択で一晩悩んだ末、楔を切って下梁の上端と面一にすることを決断しました。

この決断の根拠は、この継ぎ手が刻んでからすでに丸1年経っていて、十分に乾ききっているだろうということと、仮組の時に、手のひらで軽く叩いて入れただけの楔でもかなりの剛性が出ていたことに拠ります。

僕の感触だと、仮にこの楔が緩んだとしても、重力で挟まっているだけで十分に役割を果たしてくれそうな気がするのです。(そもそも、めっちゃおもいっきし叩き込んだこの楔、緩むことあるのか?とも思う。)

さらにここに込み栓を打ったわけなので、今後楔を増し締めする必要性をあまり感じなかったのですよね。

ということで、この継ぎ手の楔は面戸板に隠れ、増し締めはもうできなくなりました。

105mmの垂木を26本載せ、タルキックで接合

この小屋の垂木は、母屋を省略する&軒を1m出すというわがままをかなえるために、ヒノキの105mm角という一般住宅の柱に使うようなゴンぶとな材料を使っています。

垂木というか、むしろ登り梁?って感じの寸法、もはや完全に”角材”です。

そんなゴン太な垂木が910ピッチで入り、妻面はさらにピッチを狭め455ピッチにして、合計26本。

つまり、部材を2階に揚げるだけで腰が死ぬヤツ。

まあそこは根性で何とかして、夕方までに26本すべてを梁の上に揚げたはいいものの、そこでタイムオーバー。と同時に僕のライフはゼロに。

翌日、気を取り直して垂木の接合を行いました。

接合に使った金物はこれ↓

タルキックという垂木専用ビスの150mm=垂木寸法105mm用。

軸径は5mm強で、四角穴ビットで打ち込むコースレッドの親玉みたいな金物です。

これを、基本的に一か所2本打ちで、風の影響を最も受ける妻の出の垂木には3本打ちました。

メーカーの説明書きには一か所一本で大丈夫なようなことが書かれていましたが、僕の勘が2本打てと言っていました。

あ、あと、このビスは14.4Vの充電インパクト(マキタ)で難なく打てました。下穴は全くいらないです。これが四角穴ビットのおかげか、それともねじ先端の形状のおかげかは謎なのですが、とにかく150mmの長さを感じさせないスムーズさでスルスルと木に刺さっていきました。

うんうん。

太い垂木、めっちゃいいじゃん。

って、上から見てるとそう思えるのだけど、

下から見ると。。。

神社かな?

っていうね。

無駄に武骨過ぎて、まだ目が慣れないです(笑)

あと、垂木のわりにちょっと棟木が華奢かなーなんて思ったり。

見た目のバランス的に、棟木は4寸×6寸とかでもよかったかもしれないなあ。

とかね。

ま、強度は全く問題ないし、そのうち目が慣れてくるでしょう。

ってことで、あとは屋根の板を張って、ルーフィングシートを敷けば、とりあえず雨におびえなくていいところまで進みました。

あともうちょいだー!!!

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