桜切る馬鹿、桃植えまくる馬鹿

うちの庭には、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、八重桜と3種の桜がありまして、それぞれの木がすでに結構な大木となっているので、春の景色は割と絶景です。

がしかし、そこは花より団子。

昨年から始動した果樹園エリア拡大計画に際し、早くも植え付けスペースが枯渇し始めたので、2本ある八重桜のうちの1本を伐採することにしました。八重桜は、背は低樹高で止まる一方、開帳性で樹冠が広く、なかなか広いスペースを占有していたため、花見だけのために2本はいらないだろうという結論になったのです。

また、八重桜を伐採したついでに、その横に生えていた鳥の糞からの実生と思われる20歳くらいの合歓木も根元から伐採しました。この合歓木は2本の主枝がすらっと真上に伸びる樹形で、梅雨空にピンクの花が咲いて非常に趣があるのですが、すでに12mほどの高木となり、元口径が30cmを超えてきたので、ここで伐採をためらうと、のちのち厄介な木になることは間違いないため、心を鬼にしての伐採です。

3mくらいの八重桜は難なく伐採できましたが、10mを超える合歓木の方は、まず根元で2股に分かれた主枝の一方の7mほどのところにロープを結び、そのロープをもう一方の主枝に結び、主枝同士の上部を結束した状態で切り始めました。一本目の主枝を切り下げる途中で、株元に生えていたクリスマスローズに丸太が直撃したけど(´;ω;`)、ロープで吊りながら切り下げていく作戦はまあ成功しました。

つぎに、残った方の主枝の上部に再びロープを結び、今度はそのロープを地上で彼女が引っ張り、僕がチェーンソーを入れる作戦で、こちらも思った通りの方向に倒すことに成功。

伐採した八重桜
合歓木
丸太がクリスマスローズにクリーンヒットした・・・泣

伐採した後の枝や丸太は、いつものごとく50cmに切り揃え、その場で薪にしてしまいました。うちに薪ストーブがあると、こういう樹が即ち燃料となるのがいいですね。個人的な意見ですが、田舎に住んで薪ストーブをやらないのは、エネルギーの地産地消という観点からみて、だいぶ大きな損失な気がしています。

薪をサイズごとに分け山に積み終えた頃、ちょうどお昼の時間となったので作業を中断し、休憩をはさみ、午後からはユンボに乗って、伐採したエリアの地ならしと深耕をして、桃の栽植配置を決めました。

桃は7本植えることに

桜を切る馬鹿は、桃植えまくる馬鹿だったようで。。。

いつのまにか桃の苗木を7本も買っていました。

品種は、はなよめ、日川白鳳、清水白桃、なつおとめ、川中島、つきあかりの6種。6種なのに7本あるのは、つきあかりの苗木をダブりで発注してしまったから。馬鹿すぎる。

これらの品種に加えて、今年苗木を入手できなかった、ゆうぞら、玉うさぎなどの品種は、来年追加する予定。もうだいぶ病気ですね(苦笑)

桃「つきあかり」

あ、それで、今日は桃だけじゃなく、スモモも3種( いくみ、サマービュート、サマーエンジェル )を追加で植え付けました。今回植え付けた品種はどれもわりと新しい品種で、昨シーズン植え付けた定番の6品種(メスレー、サンタローザ、ビューティー、太陽、ソルダム、大石早生)と合わせて、新旧9品種の品種が揃いました。

あ、そうだ、それとついでに、柿も「陽豊」という品種を一本追加。

スモモ「サマーエンジェル」
柿「陽豊」

これで今年の植え付け作業はだいたい終わったかなーと思いきや、まだ栗の苗が7品種くらいあります。

栗の苗は、近々、昨年秋から新たに借りた地続きの休耕地に植え付ける予定。

桜切る馬鹿は、だいぶ手に負えない果樹馬鹿になりつつあるようです。

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