廃業した材木屋一棟買い!!高級材木をかなり格安でゲット

セルフビルド

今回のセルフビルド計画では、2間×4間の倉庫と、30坪の平屋(ロフトあり)を建てる予定です。

当初の計画では、二つの建物分で、構造材&造作材&杭等に200万ほどの予算をあてがうつもりでいました。

が、その予算が大幅に縮小できることになりました!

というのも、

二か月ほど前に、通りかかるたびにずっと気になっていた近所の材木屋さん(10年以上前に廃業)にのりこんで、

「あの倉庫の材木って、もう使わないんですか?もしよければ使いたいんですけど・・・」

と、ダメもとで聞いてみたところ、

「全然いいよ!使えるなら使って!全然片付かないで困ってんだよねー」

と、二つ返事で承諾を得たんです!!!!!

そしてなんと!!!金額はコチラの言い値でOKとのこと。

一応、

「もう14年経ってるから、使えるかわかんないよ?」

とのことでしたが、

モノは全然使える状態でした。

むしろ、14年間もの長い間、屋根つきの風通しの良い場所で保管していたことで、自然乾燥材としては申し分ない乾燥状態になっていました。てか、10年以上乾燥させた自然乾燥材なんて一般住宅じゃまず使わない高級グレードなんじゃないかなあ。

で、

在庫が多すぎて今はまだ正確に把握しきれていないのですが、ざっと確認したところ、モノとしては、

4寸角の柱用に粗挽きした130~140㎜角の自然乾燥ヒノキ・背割りありの3mが100本、4mが40本。

土台用の背割りなしヒノキ四寸角が100本。

ヒノキやケヤキや杉の分厚い一枚板が無数。

造作用や床板に使えそうな板も無数。

羽柄材も無数。

ケヤキの7寸角×3m、ヒノキの7寸×4mなどなどお高そうな太いやつ30本ぐらい。

40mm厚×30cm幅×4mの柾目米松?×10枚

という感じ。

そして特筆すべきはその質で、柱材の等級が基本的に「小節」なんですよ!!!

中には「無節」もちらほら。

こういう材って、主に真壁の和室とかに使うもので、本格和室がめっきり減った今の日本では需要が少ないらしいのですが、それでも普通に立米単価30万とかするんですよね。

3mの柱材一本あたりだと、1万とか2万とかそういうレベル。

マグロでいうなら大トロ。

需要がないなら安くならないんか?おい、需給の法則どこいった?マグロの大トロは江戸時代は捨ててたんやで!!猫も食わないから猫またぎとか言われてたんやで!!!

と思いましたけど、

節がない高級な材料は、人間が枝打ちとか間引きとかして丁寧に育てているため、原木価格も高く、需給の問題どうこうというより、原価積み上げ的に価格が決定されるので、需要があってもなくても立米30万くらいで流通しているようです。逆にそれ以下だと赤字になるので流通させるメリットがない、いわば孤高の存在なんですね。

まさか、初めてのセルフビルドでそんな高級材を使うことになるとは。。。

もともとの計画では、「特一等」っていう節が多めの普通の材(一本4500円/立米単価10万くらい)を使うことを予定してたので、「小節」とか「無節」なんてそもそも使おうとも思わなかった高級ランクなわけですよ。

別に本格和室を作るわけではないし、内壁はいちおう真壁にする予定だけど節なんかあっても特に気にしないし、特一等の材でも全然問題なかったので。

まあでも、胸に秘めた僕の個人的な理想としては、

「節が少なくて目の詰まった材を鉋がけしてつやつやにして使ったら非常に萌えだよなあ。でもクッソ高いし。ま、宝くじでも当たったらそういうのもありかな・・・」

っていうのは常々思ってはいたんですよねえ。

4寸角の役物、4m!!

んなわけで、倉庫を一通りチェックしてるときはかなり興奮してました。興奮しすぎて三日連続で見に行ったからね(笑)

でまあ、倉庫チェックの後で価格交渉に行ったわけですが、

こちらの言い値って言っても、そこはもともと本職で材木やってたわけで、「じゃあ5万で」とかは言えないわけですよ、さすがに。

でも僕らとしては安いほどありがたいのは事実。

ということで、恐る恐る、

「さっ、さ、30万で使い放題ってのは大丈夫ですか???」

って聞いてみたんですよ。

そしたら、

「うんいいよ!支払いは全部終わったらでいいからね」

と、まさかのOK!

材木屋まるまる買っちまったよ。。。

もともと、建築費もろもろ全部含めて500万、材木代は200万ぐらいで何とかしたいと思っていた計画だったので、これにより、予算的な余裕がかなり出てきました。

さらにうれしいことに、この材木屋さん、うちから車で5分かからないところにあるので、もうほぼ僕の専用材木置き場って感じに使えるんですよね。

たとえば、ちょっと馬作りたいなってときとか、杭がほしいときとか、気軽に何本か持ってきて使えるわけです。

で、実はすでに馬は4組も作って、倉庫の外で雨ざらしになってた厚い一枚板を仮設作業場の床材として10枚ほど拝借し、遣り方用の杭や貫板にもそこの木を活用し、刻み小屋の基礎型枠の補強に3×4cmの野縁を3束ほど使い、ネコを型枠まで上げるためのスロープも厚い一枚板で作ったり・・・と、すでに定額使い放題の恩恵にどっぷり浸かっています。

何気なく型枠の補強に使ってますけど、野縁って一束6000円とかするんですよね。

そう考えると、基礎の仮設資材として使ったものだけでも、普通に買ってたら2万円近くかかってたはず。

メインの家の基礎は刻み小屋の3倍くらいあるので、単純計算だと次回は6万くらい?

僕らは工務店でもなんでもないので、仮設資材に使うような「どうでもいい木」っていうのをそもそも持ってないんですよね。だから、ちょっと足場にしたいとか、杭にしたいとか、そういうのを逐一購入しなきゃならなかったのです。

そういう木が家つくりにおいて想像以上に必要になるのを今回基礎を作ってみて痛感し、30万定額使い放題プランのありがたさがより一層身に染みました。

梁や桁など、背の高い材と、垂木など同寸法が大量に必要なモノは別に調達する必要があるのですが、柱とかは全部ここで調達できそうです。床板も45mm厚の一枚板を整形して取ろうかななんて考えています。

ただ、柱材なんかは粗挽きしたままのAD材(自然乾燥材)なので、結構反ってるんですね。

それを、今のところは電気カンナで大まかに反りを取り、手押しで基準面と矩を出し、自動カンナで分決めするっていう、気の遠くなるような手間をかけて、ちまちま木取りしてます。(100vの自動カンナ、マキタ2034では削れる厚さが少ないので、ほんとにちまちまですw)

僕の労働力、プライスレスなので(笑)

とりあえず、刻み小屋の柱16本はこの方法でちまちま木取ってみますが、メインの家の方は柱の数が多いので、挽き直しをどこかに外注するかもです。

まあそういう手間を鑑みても、30万は格安だよなあ。

梁とか垂木は別に買うとしても、たぶん+50万で納まるはずなので、当初予算200万よりは大幅にコストダウンできる予定。

ここのオーナーがいい人で良かった―。

計画段階では予算とかいろいろ心配なことがありましたけど、いざ動き出すと周りの人が助けてくれる。

今はそんな気がしています。

コメント